「(新型コロナの感染拡大で)当社の『強み』に対するマイナス影響が広がった」。8月5日、アサヒグループホールディングス(GHD)の小路明善社長兼CEO(最高経営責任者)は、2020年1~6月期決算発表会見の冒頭でそう語った。
アサヒの強みとは、大きなシェアを握る業務用ビールだ。主力の「スーパードライ」は、「ビールのトップブランド」であるという“称号”を武器に、多様な嗜好の客が訪れる飲食店で、支持を集めてきた。都内に店を構える飲食店オーナーは、「とりあえずスーパードライを置いておけば客から文句は出ない」と語る。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1332文字 / 全文1598文字
-
【春割】日経電子版セット2カ月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
【春割/2カ月無料】お申し込みで
人気コラム、特集記事…すべて読み放題
ウェビナー・音声コンテンツを視聴可能
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「令和時代の消費マーケティング・新潮流」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?