全1598文字

 「(新型コロナの感染拡大で)当社の『強み』に対するマイナス影響が広がった」。8月5日、アサヒグループホールディングス(GHD)の小路明善社長兼CEO(最高経営責任者)は、2020年1~6月期決算発表会見の冒頭でそう語った。

 アサヒの強みとは、大きなシェアを握る業務用ビールだ。主力の「スーパードライ」は、「ビールのトップブランド」であるという“称号”を武器に、多様な嗜好の客が訪れる飲食店で、支持を集めてきた。都内に店を構える飲食店オーナーは、「とりあえずスーパードライを置いておけば客から文句は出ない」と語る。