阪急阪神百貨店などを持つエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)と、首都圏地盤のディスカウントスーパーのオーケーが、関西に64店舗を持つ関西スーパーマーケットの争奪戦を繰り広げている。TOBを仕掛けたオーケーに対し、H2Oは関西スーパーを子会社化することで合意した。関西スーパーの株主は10月の臨時株主総会で判断を迫られるが、比較する材料が少ないとの声が出ている。

 「関西最強の地域密着型の食品スーパー連合を目指す」。H2Oの荒木直也社長は8月31日に開いた会見で関西スーパーの買収についてこう話していた。同席した関西スーパーの福谷耕治社長も「当社が培ってきたコンセプトを維持しながらH2Oの『関西ドミナント戦略』の要になる」と応えた。

関西スーパーは大阪、兵庫、奈良の3府県に64店舗を有する(写真:共同通信)
関西スーパーは大阪、兵庫、奈良の3府県に64店舗を有する(写真:共同通信)

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