全1197文字

 ユニクロは9月17日、店頭で回収した中古のダウンジャケットの素材をリサイクルして再び商品に活用すると発表した。リサイクルしたダウンを使った男女兼用のジャケットを11月2日に発売する。取り組みを後押しするのが新型コロナウイルスの感染拡大だ。

 ユニクロを展開するファーストリテイリングの遠藤真廣ソーシャルコミュニケーションチーム統括部長は「コロナ禍で持続可能性に対するお客様の意識は飛躍的に高まった」と指摘すると同時に、「サステナブルでないと、本業自体生き残れない」との危機感も示した。

ユニクロが11月に発売する「リサイクルダウン」

 リサイクルダウンを使ったジャケットは、著名ファッションデザイナーのクリストフ・ルメール氏が監修する「ユニクロ ユー」のラインから発売する。価格は7990円(税抜き)で、ユニクロの通常ラインのダウンジャケットの価格帯と大きくは変わらない。

 回収した製品を再び使うために切断、分離、洗浄などの手間がかかるリサイクルダウンは、生産コストが新品の素材よりも高くなる傾向があるが、ユニクロの齋藤源太郎グローバル商品本部MD部長は、商品単体で利益が出る価格だと説明した。