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米アマゾン・ドット・コムが、レジ機能を備えた買い物カートを公開した。年内開業の米食品スーパーに導入する。日本では既に福岡発祥のトライアルが2000台を取り入れるなど先行している。人手不足を背景に開発が進んでいたが、コロナ禍で普及に弾みがつきそうだ。

米アマゾンが公開した新型カート。かごに商品を入れるとセンサーで識別し、事前に登録したクレジットカードで決済する

 米アマゾンは7月15日、かごに商品を入れながら決済作業が自分でできるスーパー用カート「アマゾン・ダッシュ・カート」を公開した。2020年中に米カリフォルニア州に開業する新たな食品スーパーに導入するという。

 アマゾンによると、ダッシュカートは袋1、2個で済む量の買い物向けに開発。最初に顧客のIDを認識するQRコードをかざして買い物を開始する。かごに商品を入れるとセンサーの画像認識機能から何を購入するのかを識別し、買い上げ金額が計算される。最後に事前に登録したクレジットカードで決済する仕組みだ。

 「顧客はダッシュカートレーンを通るだけで店を出られる」とアマゾンは説明している。かごに入れた商品のバーコードをレジの店員や顧客自身が確認し、決済する作業を経る従来の買い物様式が一変する。

九州のトライアルが先行