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 新型コロナウイルスの感染拡大で、生活に欠かせない小売店としての存在感が増すドラッグストア。マスクや消毒剤に加え、消毒効果が期待できる洗剤やウェットティッシュなど身の回りの「コロナ対策グッズ」を浸透させる役割を果たしているうえ、トイレットペーパーでは買いだめ騒動が起きた。ウイルスの感染が広がる中、立ち寄る回数が増えた人も多いだろう。

 やはり業績は好調なのだろうか。上場する売上高上位10社のドラッグストアの月次業績を日経ビジネスが調べたところ、2月は全企業の既存店売上高が前年実績を上回った。だが、3月はマツモトキヨシホールディングス(HD)やココカラファインなど、前年同月比マイナスになった企業も出てくるなど、業績に濃淡が現れている。

マツモトキヨシHDは売上高に占める免税比率が高い(東京・中央、2019年6月撮影)