スーパーの戦国時代の中で生き残るにはどうすればいいのか。答えを出そうとしている企業の一つがライフコーポレーションだ。「便利よりも楽しい」に振り切った旗艦店で、新しいスーパー像を模索している。

スーパーはこの先、どうあるべきか。一つの方向性を示した店舗が2022年4月15日、東京・恵比寿に誕生した。ライフコーポレーションの新たな旗艦店「セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店」だ。恵比寿三越の跡地だけあって注目度は高い。
「スーパーマーケット4.0というべき、新しいお店をつくりたい」。岩崎高治社長は、これからの市場を展望してこう語る。4.0とはすなわち第4世代のことだ。1953年、紀ノ国屋から始まった日本のスーパーの歴史。2000年に西友が日本初のネットスーパーを開業して第2世代を迎え、オーガニック系食品スーパーが台頭して第3世代に突入したと岩崎社長はみる。描こうとしているのは、その先のスーパーの姿だ。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1576文字 / 全文1994文字
-
有料会員(月額プラン)は初月無料!
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員になると…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「小売りの未来」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?