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スティーブ・ジョブズと島精機会長、2人の天才の意外な接点
島精機製作所の創業者、島正博会長と、米アップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏。二人の天才には、意外な接点があった。1979年、世界に3つしかなかった“あるもの”に目を付け、それぞれ購入していたのだ。
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ネットフリックスをディズニーが抜く日
アメリカの主要メディア・コングロマリットは相次ぎストリーミング市場に参入を始めた。ネットフリックスの加入者は2億人、Disney+(ディズニープラス)も1億人を突破した。『ネットフリックス vs. ディズニー』(日本経済…
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150年前に栄一が提唱していた、「ステークホルダー資本主義」
「論語と算盤」が目指す「中庸」は、足して2で割った真ん中ではなく、ほどよい「急所」である――。渋沢家五代目子孫で、コモンズ投信会長の渋澤健氏と、中国古典研究家の守屋淳氏が、渋沢栄一の魅力を語る対談の続編。
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「経営者失格」と言われても、渋沢栄一がやりたかったこと
渋沢栄一は「近代日本資本主義の父」と呼ばれるが、実は経営者としてはダメだった、という声も聞かれる。設立や経営に関与した企業の数は500にも上るが、経営者として携わったのは2社。それもそのうち1社は潰しかけている。渋沢は経…
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渋沢栄一の玄孫が、家訓を調べて「これはヤバい」と思った理由
景気が悪いと、渋沢栄一へ注目が集まる。栄一はサステナビリティーの先駆者だった――。渋沢家五代目子孫で、コモンズ投信会長の渋澤健氏と、中国古典研究家の守屋淳氏が、渋沢栄一の魅力を語る。
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なぜ星野リゾートは「教科書通りの経営」で強いのか?
優れた商品やサービスは、顧客満足を最大化するだけでない。「顧客のタスク」を最小化する。例えば、星野リゾートは? 国際派の経営学者・三橋平教授がバリュー・プロポジションのフレームワークで明らかにする。
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“紀州のエジソン”の信念「世の中にないから、つくれ」
島精機の島正博会長が、近年、力を入れているのが、同社の無縫製型のコンピューター横編機「ホールガーメント編機」を使ったオーダーメードの普及である。島会長の頭には、ホールガーメント横編機を軸とした循環型経済(サーキュラ・エコ…
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借金が上手だったから出世できた渋沢栄一
渋沢栄一はなぜ「近代日本資本主義の父」になれたのか。渋沢は、薩長土肥出身ではなく、幕臣だった時期さえある。そんな渋沢が、明治政府の要人を経て、銀行からインフラ分野まで日本経済の屋台骨となるような多数の企業を興す立場になれ…
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ユニクロも採用!高級ブランドも魅了!“紀州のエジソン”の発明力
日本国内だけでも10億着の洋服が新品のまま廃棄処分に──。大量廃棄はアパレル業界にとっては当たり前の慣習となっていたが、そのムダに半世紀前から警鐘を鳴らす人物がいた。2021年3月、日本経済新聞の連載「私の履歴書」でも話…
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「コスパ」だけでなく「タムパ」も意識する若者たち
現在、大学生~社会人2、3年目の若者は、「Z世代」と呼ばれる。「SNSネイティブ」世代でもある彼らは、仕事や消費の現場でどのような価値観を抱いているのか。ITジャーナリストで楽天・元執行役員の尾原和啓氏と、Z世代を巡る「…
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「今の若者は積極性に欠ける」と批判するのはおかしい
現在、大学生~社会人2、3年目の若者は、「Z世代」と呼ばれる。「SNSネイティブ」世代でもある彼らは、仕事や消費の現場でどのような価値観を抱いているのか。マーケティングライターの牛窪恵氏が、経済学者で東京大学大学の柳川範…
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出口治明氏「米中同盟のリスクを直視せよ」
出口治明さんが語り下ろす、教養としての「地政学」入門。米中関係のリスクを直視せよ。日本にとって軍事同盟の選択肢は、アメリカしかないが、アメリカには日本以外の選択肢もある。日米の外交関係は「対等」にはほど遠いのだ。
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サイエンスの心得は「好奇心に導かれよ、暗黒面に墜ちる勿れ」
確かに科学は間違えるんです。間違えた考え方が主流になってしまうこともある。ですが、科学は間違いはいずれ「間違っていた」と、必ず分かるんです。積み重ねられ、「不断に検証されるシステム」ですから。
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星野佳路氏とドラッカー「事件が会社を強くする」
星野リゾートの星野佳路代表は、現場で起きる「事件」を大事にしている。「事件」とは、ドラッカーがイノベーションを起こす7つの機会の1つにあげる「予期せぬ失敗」であり、ダイヤモンドの原石のようなもの。そんな持論を自らの言葉で…
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『嫌われる勇気』著者に問う「ティール組織は実現可能か?」
アドラー心理学の理想は、ティール組織と重なる――。岸見一郎氏はそう指摘する。上司も部下も対等の人間として、互いを叱ることもほめることもしない。そんな組織運営は、現実に可能か? 経営者の疑問に答える。
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早野龍五先生に聞く、ツイッターで「科学的な議論」は可能か
あれから10年。ウェブ上での情報発信は増えるばかり、その中からフェイクを見抜くことは難しくなる一方です。「科学的」という言葉が持つ印象も、あまり良くなったようには思えません。
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日本はもっと貧しくなる。財政赤字をためないと法律で定めよ
金融業界を知り、同じ憂慮を抱く二人が、未曽有の危機、中央銀行としてのタブーに踏み込んだ日本銀行と金融政策、今後考えられる日本の危機、さらに日本の金融が目指すべき形などについて語り合った。対談の第3回は、日本でも広がりつつ…
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渋沢栄一と明治の起業家たちに学ぶ、噴き出す失敗を成功に変える力
実行に移す前に、確実に見通せる未来などほとんどない。産業立国日本の礎を築いたほどの人々でも、最善をつくしながらやってしまった失敗、遭遇してしまった唐突な苦難があった。それらを乗り越え成功した起業家の危機突破力、脱出・逆転…
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出口治明氏「日本はアメリカと仲良くするしかない」
出口治明さんが語り下ろす、教養としての「地政学」入門。日本が実効的な軍事同盟を結べる国は、3つだけ。中国、EU、そしてアメリカ。では、この3つから、どれを選ぶか? 国民感情と相互のニーズを比較検討すれば、答えはおのずと浮…
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日銀が破綻したら、新たな中央銀行をつくって再出発するしかない
金融業界を知り、同じ憂慮を抱く二人が、未曽有の危機、中央銀行としてのタブーに踏み込んだ日本銀行と金融政策、今後考えられる日本の危機、さらに日本の金融が目指すべき形などについて語り合った。対談企画第2回は、今日の深刻な財政…