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魚がぜいたく品になる未来 日本が他国に「買い負ける」日
刺し身はいずれ日本人の口に入らなくなる、そんな噂がささやかれている。欧米の和食ブームだけではなく、中国、タイ、インドネシアなど新興国の中間層から魚介類の需要が高まり、価格の急騰につながっているのだ。このままでは、高くても…
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東京の中間層世帯は、日本で最も豊かではない?
「東京は土地でも何でも世界一高い」といわれたのも今は昔、物価も賃金も安い国となりつつある日本。いつの間にか物価上昇を続ける諸外国との乖離(かいり)は進み、都内で最も富裕層が多いとされる東京・港区の平均所得者ですら、米サン…
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日本人は「鳥の眼」「魚の眼」「虫の眼」を磨くべきだ
日本とチャイナ・アセアンの大きな違いとは何か。一見、自由度が低そうな中国だが、次々と新しいビジネスモデルが生まれる。人口の規模が大きければ、異才も出てくるのか。一方、勢いのある東南アジア市場では、大規模なスタートアップ企…
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ドラマ「ドラゴン桜」監修者「偏差値50に効く勉強法はコレ!」
偏差値35から東大合格、ドラマ日曜劇場「ドラゴン桜」を監修する東大生の西岡壱誠さんに、勉強法について尋ねる。今回は「偏差値50の普通の高校生」を、東大に合格させたいなら、最初に何をやるべきか。原作漫画の編集秘話も大公開。
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日本人に必要なのは、自分たちで未来をつくるという思考
国際情報分析を専門とするコンサルタントと現代芸術家であり大学教授による異色の対談、そこから浮かび上がる、新しい世界や文化の秩序とは? 日本は異才や新奇を排除する傾向がある。しかも発信が不得手。そんな日本でアートや事業は育…
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ユニクロ、グーグル、リクルート……経営者はドラッカーに何を学ぶのか
『新版 ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント』著者の藤田勝利氏は、このところ若手経営者からドラッカー理論を知りたい、学びたいと若手経営者から講演などを依頼されることが増えたという。なぜ今、改めてドラッカーなのか…
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東京ディズニーランド8200円。実は世界で最安値水準
入園料(平日)1人8200円。家族4人なら約3万3000円。この価格を「高い」と思うだろうか。値上がりを続ける東京ディズニーリゾートだが、コロナ以前の2019年までは数多くの外国人でにぎわい、過去最高入園者数も記録した。…
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GW明けに状況急変? ワクチン接種の「知らないと不都合な真実」
これまで感染抑止の「優等生」だった国と「劣等生」だった国が、ワクチンの接種では逆転しています。私はワクチン接種に関しては、今後、けっこううまいこと進むのではないか、と思っています
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日本のカッコよさを日本人は分かっていない
コロナ禍が続く中、世界は分断された状態にあるが、アジアでは大きな変化が起きている。コロナ禍で主要国として唯一、経済成長を遂げた中国とASEAN各国が連携しながら経済圏を築きつつある。経済の低迷、人口減少に直面する日本は、…
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16億枚が海へ! 深刻なマスクごみ、島精機が新興企業と組む理由
島精機はバイオプラスチック素材のマスクを製造販売するバイオワークスやその親会社のTBMと連携し、商品の開発や製造にも関与。また、2020年11月、TBMに対して出資を行った。TBMは、石灰石などを原料に、従来のプラスチッ…
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公衆便所で儲けた!? 日本のセメント王、浅野総一郎
渋沢栄一と同じ時代を生きた、日本のセメント王、浅野総一郎。事業に失敗、故郷から東京に逃げ出してきた浅野は、何度失敗しても「無から有を生み出す」手法や、奇抜なアイデアで三菱に対抗するなど、再起と拡大を繰り返してきた。浅野の…
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部下を生かせない上司は「マネジメント」を誤解している
「経営の神様」と称されたピーター・ドラッカー氏を迎えて設立されたドラッカー・スクールで学んだ藤田勝利氏は、企業など組織のマネジメントとは「まず人材を生かすことだ」と語る。あなたも組織も、うまくいくために知っておきたい本当…
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研究者よ、なぜ「ロジックツリー」をもっと使わないのか!?
研究者はなぜ「ロジックツリー」を使いたがらないのか? 「サイエンスの社会実装」を目指す、東大発スタートアップ・ユーグレナ社の創業メンバー、鈴木健吾さんが問題提起する。小さな藻類のユーグレナで食料問題、温暖化問題を解決した…
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星野リゾートの死角は「競合の少なさ」である
なぜ、競争相手のいないユニークな会社は成長しないのか? 星野リゾートの死角を、経営学者が分析。世界標準の「カテゴリー論」の説く「最適独自性」とは何か?
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3Dマスクも作る島精機「歩まねば坂道を転げ落ちる」の覚悟
島精機がマスク販売を始めた背景には不織布マスクの供給不足があった。コロナ禍で注文のキャンセルが増え、空いた機械を持て余していたニット工場にとっても、これは魅力的な提案だったようだ。ホールガーメントのニットマスクなら、スト…
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大量殺人を計画するテロリストだった渋沢栄一が“転向”した理由
渋沢栄一は幕府から任命され、フランスに渡る。討幕を目指した彼がなぜ、幕府のメンバーに? 攘夷にも燃えていたはずなのにフランス行きを決めた。フランスでは、見慣れない風物に親しみ、髷(まげ)も落とした。渋沢栄一とはどんな性格…
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飲まずに楽しむ「郊外ゲコノミスト」市場こそ、狙い目だ
今、お酒をあえて「飲まない」選択をする人が増えている。こう指摘するのは、『ゲコノミクス』(日本経済新聞出版)を出版した、「ひふみ投信」シリーズを運用するレオス・キャピタルワークスの藤野英人氏だ。そして、お酒を飲まない人と…
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日本のテレビ局は、『愛の不時着』を生み出せるか?
アメリカの主要メディア・コングロマリットは、相次ぎストリーミング市場に参入を始めた。アニメ配信会社クランチロールを買収したソニーを除けば、日本勢は出遅れている。どうすれば日本のメディアは生き残れるのだろうか。『ネットフリ…
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子育て世代はなぜ「国道16号線」エリアに移り住むのか
東京の郊外をぐるりと巡る330kmの道、国道16号線。今、この16号線で新たなトレンドが起ころうとしている。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授の柳瀬博一氏と、投資信託の「ひふみ投信」シリーズを運用するレオス・キャピ…
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星野リゾート、なぜ「提案型ビジネスは持久戦」なのか?
国際派の経営学者が、星野リゾートを「教科書的」に分析。提案型ビジネスとはマラソンのようなもの。1回かぎりの提案で終われば、すぐに模倣されて陳腐化する。持続的なアイデア創出を可能にする組織とは、いかなるものか。星野リゾート…