本書を推薦した理由

 皆さんは哲学者の名前をどれだけご存じでしょうか? あるいは哲学概念についてはどうでしょうか?

 今回は、自己推薦として私の執筆した1冊を紹介したいと思います。この本は、古代ギリシャから現代に至るまで、主要な哲学者50人を紹介すると同時に、おのおのについて2つずつ、合計100個の哲学概念を紹介するものです。ソクラテスの無知の知に始まり、もちろん今話題のマルクス・ガブリエルの倫理資本主義なども収録しています。どの項目も2ページ完結になっていますので、気になったものから読んでいただくことができます。

 さらに、すべての概念を図解していますので、難解と思われがちな哲学の言葉も視覚的イメージとともにすっと頭に入ってくるはずです。VUCAと呼ばれるこの不確実な時代、そしてパンデミックで物事の再定義を求められる時代に、哲学の知はもはや必須のものとなりつつあるといっても過言ではありません。その証拠に、高校でも哲学を学ぶ「公共」という必須科目が導入されます。

 なお、この本は文庫サイズなので、年末年始の移動時の読書にもぴったりです。ぜひこの機会に哲学の知を武器として身に付け、新しい時代を迎え撃つのはいかがでしょうか?

 やられてばかりじゃ悔しいですもんね。

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