年末年始の休みは、体や精神のリセットができる貴重な時間。仕事のしがらみや悩みを忘れて頭をぼーっとできるときこそ、読書に最適だ。日経ビジネスPLUSで「新卒採用戦線異状アリ」を連載している谷出正直氏に読むべき本を聞いた。

この本を読んで働く理由に立ち返ろう

『なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』 監修:池上彰 著者:佳奈

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 “働く”とは何か。子どもたちに教えることができますか?

 仕事、お金、働きがい、AI(人工知能)の台頭、多様性の尊重、人生100年時代……。働くうえで考えるべき様々なテーマをマンガと図解で多角的に伝えます。これから社会に出る若者たち、仕事に向き合い悩む大人たちが、未来に明るい希望を持てるように。そんな思いがこもった、温かくて前向きになれる1冊です。

【ストーリー(マンガ)と図解で内容がスムーズに理解できる!】

 この本の主人公・ハヤトは将来に悩む中学生。そんなハヤトがある日、まだ完成していない1冊の本を読むようになります。各章、そんなストーリーマンガが導入となっており、主人公が読む本を読者も読むという展開で本書は構成されています。日々を一生懸命に過ごしながら、世の中や仕事のことについて知り、成長する主人公。そんな等身大の主人公に自分を重ねることで、スムーズに本の内容が心に響いていきます。

 図解ページでは、イラストをふんだんに使って、内容を「見える化」しており、小学生の高学年でも読みやすく、文字を追わずに眺めるだけでも内容を十分に伝えてくれるのが本書の特徴です。

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