「逃げ切りモード」って楽しい?
年を取ると、力がなくなり惰性で生きてしまう人も多いと思います。言い換えるならば人生逃げ切りモード。でも、人生100年時代、「逃げ切れる」なんてことがあるのですかね。
昔は60歳を超えれば隠居ができたと思います。でも、今70歳でもバリバリに働いている人はたくさんいます。むしろ、疲れた若者よりもめちゃくちゃ元気な方もいらっしゃいますよね。ローリングストーンズのミック・ジャガーなんて、78歳でまだ、現役バリバリでステージに立ってますよ。矢沢永吉さん、永ちゃんだって72歳ですよ。
そういった方の頭のプログラムには『逃げ切りモード』や『年相応』なんていう言葉は入っていません。とにかく楽しい、やれる事が多くて、やりたい事を全部やっちゃう。そういった生き方のほうがワクワクしませんか? ってコトです。
私がこうした感情に切り替わったのは、間違いなく自分の人生を自分で取り返せたからだと思います。埋没していた学生生活。吐きながら通っていた会社。その頃なら、初老になったら逃げ切ろうと考えていたかもしれません。
でも、逃げ切りを求めてしまうと、途端に何もかもおっくうになりますし、自分の成長のための努力なんかも無駄に感じてしまう。「あと○年で定年だから、逃げ切れる」なんて考えないほうが楽しいように思います。人それぞれではありますが、でも、あなたしかできないチャンス、あなたしかできない成長、あなたしかできない人生があるはず。
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