全3718文字

 まずマスクや手袋、消毒液などを数十万の単位で用意して、各協力会社に配布しなければなりません。これには数千万円かかりました。「そこまで(金額をかけて)実行していいでしょうか」と相談がありましたが、「これでお客様にも設置会社にも安心してもらえるのであれば大丈夫」と答えました。

 そして最大の課題は、すべての設置スタッフがルールに従い、作業を徹底できなければならないということです。それも、感染防止のために対面で研修を実施できない状況下で、です。

マスク調達とオンライン説明会

 ゴールデンウイーク中は、マスクや手袋の調達に奔走するのと並行して、協力会社向けのオンライン説明会を急きょ、2回に分けて開催しました。合計して130人ほどの作業スタッフが参加しました。

 説明会には、ジャパネットロジスティクスサービスの岩下の提案で、テレビ通販番組でMCを務める中島(一成)にも来てもらったそうです。中島は、協力会社の方々に向けて日ごろの取り組みに対する感謝の言葉を述べつつ、こんなことを話したと聞いています。

 「番組内で(こういった対策をしっかりしていると)紹介するので、99%の実施でも不十分なのです。100%でないと意味のない取り組みです。けれど、100%実現できれば、きっとたくさんのお客様に安心してエアコンを設置していただけます。一緒に頑張りましょう」

 中島をはじめとする番組制作の部門と、商品の配送・設置を担当する協力会社が直接、コミュニケーションを取る機会は決して多くありません。一体感を高めるという意味でも、意義のある説明会にできたと感じています。

髙田社長にエアコンの新たな設置作業ルールを提案したジャパネットロジスティクスサービスの岩下英樹社長。会議アプリを介した取材で、当時を振り返る