やりたいこと、やるべきことを棚卸しする

 さて、皆さんが日々行っていることは、〈ikigaiベン図〉のどこに相当しますか?

 なるべく重なっているほうが、より生きがいに近く、より幸せな活動だと言えそうです。ですから、「仕事をしてお金を稼ぎ、社会に貢献はしているものの、まだ自分の強みは見つかっていないし、ワクワクするような仕事ではない」という人(Vocation)は、強みや楽しいことを見つけたほうが、幸福度が上がるでしょう。

 「楽しくて仕方がない趣味はあるけど、仕事はそれとは別」という人は、できれば、楽しくて仕方のないことと仕事を一致させたほうが幸せでしょう。脱サラしてペンション経営を始めましたとか、農業を始めましたという人はこのタイプでしょうか。

 一度しかない人生、「まあ仕事だから仕方がない」「どうせ自分はこんなものだ」なんて言っていないで、4つの円の重なるところを模索すべきではないでしょうか。

 そう思って、私は「やりたいこと、やるべきこと棚卸しシート」というのを作ったことがあります。「いま仕事で」「いまプライベートで」「将来、現世で」に分けて、「やりたいこと」「できること」「やるべきこと」「気づき」を記入します。そして、全体を眺めて、気づきを得ます。

 私が以前やってみたものを、図表2に掲載します。ぜひ、皆さんもやってみてください。少し時間がかかるかもしれませんが、きっと何か気づきを得られることでしょう。そして、さらに幸せになるためのヒント、生きがいのためのヒントが見つかることでしょう。

 多くの人が、強みと、やりたくてしょうがないこと、社会のためにやるべきこと、そしてお金を得られることの重なる部分を見つけ、生き生きと幸せに生きていかれることを、心から願っています。

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