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286回
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経営者が想像する「顧客」と現場が直面する「顧客」は違う
第2回となる今回は、顧客の捉え方を聞いていく。西口氏は、多くの企業が、実は自社の客を理解していない、と指摘する。さらに社内で自社の「顧客」の定義があいまいなため、経営が語る「顧客」と、現場が語る顧客がバラバラで、様々な施…
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なぜ倒産? 経営者が「しなくていい自己破産」をしてしまう理由
とあるメーカーの倒産劇。「破産までする必要はなかったのではないか」と、企業再生のプロが考えるのはなぜか? 社長の告白をもとに推理する。「無一文になる必要は100%なかった」と断言するのは、なぜ?
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必要なのはインフレ対策ではなく「価値」の追求
「多くの経営者は、成長の過程で顧客を見失う」と西口氏は強調する。顧客は多様で常に変化しているが、その心理や行動を把握できていないため、顧客が見えなくなるのだ。そこで今回の著書では、西口氏が企業を支援する中で構築した、顧客…
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社会課題を、エンターテインメントを混ぜ込んで解決したい
ディー・エヌ・エー(DeNA)におけるスポーツ事業の狙いは何なのか。そして、DeNA流のマネジメントは、これまでのプロスポーツチーム運営にどのような変革を起こしたのか。
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その業務、人が時間を費やす必要はありますか? 「自動化」の勘所
中堅中小企業にRPAの導入が広がっている。業務を自動化し、働く環境を改善して人手不足が解消したり、顧客対応や現場の教育に時間を充てられるようになったりした例が増えている。RPAは、小規模の組織が抱える経営課題の突破口とな…
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社長が語った倒産劇。なぜ一足飛びに「破産」を選んでしまったか?
売り上げが伸びていた会社の倒産劇。社長の証言をもとに、企業再生のプロが分析する。「倒産するにしても、破産を選ぶ必要はなかったのではないか」と考えるのはなぜか? 読者の皆さんも一緒に推理してほしい。
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DeNAが挑む「勝敗に関係なくまた来たくなる」チームづくり
ディー・エヌ・エー(DeNA)におけるスポーツ事業の狙いは何なのか。そして、DeNA流のマネジメントは、これまでのプロスポーツチーム運営にどのような変革を起こしたのか。
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売上高が伸びていたのに倒産。某メーカーが破産に至った分岐点
売り上げが伸びていたのに破産したファブレスメーカー。経営者は自己破産し、現金99万円を残してマイホームも預貯金も失った。仕入先の8割を1社に依存するリスクに、海外パートナーの落とし穴。経営の失敗に学ぶ。
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"鎌倉殿"でも注目 平家物語の祇園精舎に実は鐘がなかった!?
歴史家・作家の加来耕三氏が『鎌倉幕府誕生と中世の真相 歴史の失敗学2――変革期の混沌と光明』を出版。日本人の本質を、日本の中世からあぶりだす。戦国時代や幕末・明治もそうだが、律令制が壊れ、院政、鎌倉時代と始まる中世にも、…
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参加者募集、成田悠輔×安田洋祐 激論!「ビジネス+経済学」
米グーグルや米アマゾン・ドット・コムをはじめ、最先端企業で経済学者の採用が相次いでいる。最新の経済学は様々なビジネス活動を遂行する根拠となり、確実性を高めることが実証されている。本当に役立つ経済学を、ビジネスに取り入れる…
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まずは「最低限の守り」で物価上昇に打ち勝つ
メディアで人気の金融のプロ・井出真吾氏が語る「老後のお金の総合戦略」。様々なモノやサービスの値上がりが続き、これからの生活が不安。そんな時はまず物価に打ち勝つ「最低限の守り」を考えよう。
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日本電産永守氏とユニクロ柳井氏が語る「悪い会社」「いい会社」
日本電産会長の永守重信氏が語る「会社がおかしくなる要因」と、ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏が語る「一番いい会社の条件」。マンネリ、油断、奢りはまだ取り返せるが、取り返しがつかないのは……?
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「つみたて投資は有利」は古い 株は長期でほぼ100%上昇
「長期投資ではつみたて投資が有利」と言うが、今の時代にそうとは限らない。メディアで人気の金融のプロ・井出真吾氏が解説する「老後のお金の総合戦略」。『40代から始める 攻めと守りの資産形成』から抜粋。
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「ワクチン敗戦」への処方箋は?
「コロナと創薬─なぜ日本の製薬企業は出遅れたのか」を日経BPより上梓した。書籍では「ワクチン敗戦」の背後にある構造的な問題を分析し、菅義偉前首相のインタビューも収録した。構造問題の一端は、武田薬品のコロナワクチンの審査で…
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天皇(大王)の権威の源は人格の力、人間力だったのではないか
歴史教科書的には、日本の国家体制は豪族・蘇我氏が滅ぼされた大化の改新から始まったとされるが、ふたりの作家、伊東潤氏と天津佳之氏は女帝の甥の摂政・聖徳太子(厩戸皇子)と外戚でもあった大臣・蘇我馬子が政治を主導した推古朝こそ…
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日本人が本来持っていた「和」の精神こそ、今最も大切なもの
史上初の女性天皇・推古天皇の御代を描いた歴史小説が相次いで刊行された。伊東潤氏の『覇王の神殿 日本を造った男・蘇我馬子』(潮出版社)と新人・天津佳之氏の『和らぎの国 小説・推古天皇』(日本経済新聞出版)。ふたりの作家は、…
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今こそ女性天皇の時代に学べ。日本が「国家」を意識した推古朝
史上初の女性天皇・推古天皇の御代を描いた歴史小説が相次いで刊行された。伊東潤氏の『覇王の神殿 日本を造った男・蘇我馬子』(潮出版社)と新人・天津佳之氏の『和らぎの国 小説・推古天皇』(日本経済新聞出版)。ふたりの作家は、…
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パナソニック樋口氏「V字回復にだまされない」
注意しないといけないのが、リストラを始めると、一瞬、上向くタイミングがあることです。そこでトップが「お、V字回復した」と思い込んで、「改革は成功した」と勘違いしてしまう(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフ…
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パナソニック樋口氏「なぜ『リカーリングモデル』が有望なのか」
ハードウェア購入のためのイニシャル費用を受け取り、あとは保守で稼いでいく、というビジネスとは違います。必ずこれだけの効果をお出しする、だから月額いくら欲しい、という提案をしていくのです。
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パナソニック樋口氏「すべては正しい組織風土から始まる」
多くの企業で変革に挑み、新しいことを始めて、業績を上向かせてきました。そこでわかった、確実に言えることがひとつあります。どんなに会社を変えようとしても、個人と組織のカルチャーやマインドを正しくしないと、何も始まらないとい…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回