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ツールを使って、10時間かかる仕事を3時間に

 私がこれまで出会った日本の文系の人たちは、電子メールはかろうじて使えるものの、SlackだとかGoogle Driveとなるとお手上げな人が本当に多いと思います。

 2018年になって、経団連の会長室にようやくパソコンが導入されたことが話題になっていました。それを笑えない状態です。

 日本では最近、「働き方改革」という言葉がよく使われ、「夜8時以降の残業禁止」などの施策が行われているようです。これは、何かが間違っているように私には思えます。

 インターネットの世界には、働く人たちの生産効率を高めるためのツールがあふれています。そんなツールを(文系の人たちも含めて)全員が使いこなし、会議の時間を減らし、これまで1日10時間かかっていた仕事を3時間でこなせるようになってこそ、本当の働き方改革が起こせると思うし、そこで初めて「5時退社」が可能になるのです。

 Slackを上手に使えば、会議の9割以上が不要になるはずです。Google Driveを使えば、作業中のドキュメントファイルを電子メールに添付して交換しているうちに、どれが最新のものかが分からなくなったりしません。

 この手のツールは、技術者だけのものではありません。「私はパソコンが使いこなせないから」などの言い訳は、全く通じない時代になったのです。私が会社の経営者であれば、そんな人たちから最初にリストラします。

 日本の皆さんには、ぜひともこの手のツールを使いこなして、生産効率を高めることに努めていただきたいと思います。「生産効率が先進国の中で最も低い国」などという不名誉なタイトルは早急に返上していただきたいと思います。