バブル期以降の荒波を乗り越えてきた有力な老舗の倒産が目立ち始めた。
「環境変化に対応し進化する」「自社の伝統を守り、磨く」……。
長年語り継がれてきたそんな“長寿の鉄則”の数々が、
急速に進む技術革新や市場成熟に伴って色あせつつあるのが原因だ。
では、一段と先行き不透明な次の100年間を生き残る企業の条件とはどのようなものか。
ここから先の時代のための新しい「老舗の法則」を考える。

(北西 厚一、山田 宏逸、奥平 力、定方 美緒   写真:PIXTA )