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 サムスン電子の業績が2018年の10~12月期から4四半期連続で前年同期に比べて営業減益となった。中国への輸出が振るわないなど外需の停滞に直撃されたためだが、もう一つ隠れた懸念も広がっている。下支えとなるはずの韓国の景気も次第に落ち込みが目立ってきたのだ。文在寅(ムン・ジェイン)政権の経済政策が効果を表さず、低迷は長期化しそうな見通しになってきた。

 10月中旬、ソウルを訪れると飲食店で戸惑う中高年の姿を多くみかけた。ディスプレーでメニューを選び、支払いも済ませる自動販売・決済端末の操作に不慣れなようだ。ブロードバンド化で先行し、クレジットカード決済も浸透している韓国はIT大国という印象があるかもしれない。しかし、外食産業は個人店からチェーン店まで労働集約的な経営を脱していない。

本国である韓国経済の低迷もサムスンには逆風となる(ソウル市内)