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サムスン 何が起きているのか

完結
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OBがサムスンを分析「上意下達、徹底するすごみ」
韓国・サムスングループの経営は、果敢な投資姿勢や創業家によるトップダウンに経営の特徴があると分析される。だが、長所はそれだけではないはずだ。サムスングループで働いたことがあるOBに、強さの理由と現状をどう見ているかを聞い…
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中国景気と韓国内需、サムスンに吹く逆風
サムスン電子の業績が2018年の10~12月期から4四半期連続で前年同期に比べて営業減益となった。中国への輸出が振るわないなど外需の停滞に直撃されたためだが、もう一つ隠れた懸念も広がっている。下支えとなるはずの韓国の景気…
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サムスン、参謀組織なき不安露わ 国との“協調”は続くか
エレクトロニクス分野で世界の強者となったサムスングループの不安の種は、中国勢のキャッチアップだけではない。サムスンは、韓国の経済成長の中で税制をはじめとした国の支援を受け、自らの技術力を伸ばす独特の“協調”で強くなってき…
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現実になったサムスンへの日中挟撃、「高付加価値品」逃げ切り図る
韓国サムスン電子が10月10日に発表した13兆1000億ウォン(約1兆2000億円)もの大型投資は、経営の先行きを指し示すものだった。有機ELテレビに使う次世代大型パネルのラインを整え、ライバルのLGとは異なる技術を使っ…
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サムスンがスマホで外部委託活用、かつての日本勢と重なる姿
韓国サムスン電子は中国でのスマートフォン生産から撤退する。中国の人件費高騰に加え、同市場でシェアが1%未満にまで低下しているため、現地生産の意味が薄れていた。コストダウンに向け、中国企業への設計、生産の委託を加速する。取…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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