人手不足を理由に業績を悪化させる企業が目立っている。ただその中には、単に社内の人材を有効活用できていなかったり、事業拡大を急ぎ過ぎ人手不足に自ら陥ったりした事例も少なくない。空前の人材難と言われるが、正確に言えば「不足」というより「偏在」。人はいるところにはまだそれなりにいる。では、隠れた人材をどう探し、どう集め、どう育てればいいのか。今の時代に人を集めるための秘策を考える。
シリーズ
凄い人材確保 人手不足知らず企業 7つの秘策

完結
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4回
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低すぎる最低賃金が人手不足の真の原因
最低賃金が経済水準より低いと、人材を浪費する非効率な働き方が減らない。日本の深刻な人手不足の背景には、賃金が安すぎるという指摘がある。
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時給300円の闇 日本を覆う保育士残酷物語
親の介護や子供の世話で働きたくても働けない。そんな人材を確保する企業が増えている。一方で、介護や保育を支える業界は深刻な課題を抱えていた。
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5万人不足の先端技術人材 ダイキンが不自由しない理由
高度な技術を持った専門家や優秀な営業担当者――。希少な人材は採用したくても、なかなか獲得できない。ならば入社した社員を、専門家や優秀な営業担当者として育ててみるのはどうだろうか。実践企業を追う。
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人気だったのに…東京チカラめし、100店→8店の裏事情
「人手不足」を原因とする業績不振は多いが、中には本当の原因が別にあることも。牛丼チェーン「東京チカラめし」が100以上あった店舗を8店舗まで減らしたのも、本当は人手不足だけが原因ではなかったようだ。
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