サブスク型で導入しやすく、完全非接触の実現が導入のきっかけに

 サービスを開始してから半年経ったが、「stera pack」を利用する店舗は着実に増えている。では実際に、利用者からはどういった声が上がっているのだろうか。

 2020年12月にオープンした、神奈川県相模原市に位置する「ソーセージとパンの店 MONJI」は、先んじて「stera pack」を導入した店舗の一つである。

 店主である杉本直木さんは「もともとはパン職人だったのですが、かつて働いていたパン屋でホットドッグに使っていた既製のソーセージの味にどうしても満足できなくて、自分で作ってみたいと思ったのです」と、開店のきっかけについて話す。

「ソーセージとパンの店 MONJI」の店主、杉本直木さん。お店のレジ前にはビニールパーテーションをして念入りな感染症対策を心掛けているという
「ソーセージとパンの店 MONJI」の店主、杉本直木さん。お店のレジ前にはビニールパーテーションをして念入りな感染症対策を心掛けているという

 有名なソーセージ職人の下で3年間修業を重ねた後、念願の店を構えた。店主自らがパンを焼き、それに合ったソーセージも手作りするという店は全国を見ても非常に珍しく、そういった店主のこだわりが受けてお客様からも評判のお店だ。

 そんな同店が「stera pack」を導入したのは、開店から約半年後の2021年5月のこと。

 導入のきっかけについて、「最初は現金決済だけだったのですが、贈答品としてのお買い求めも多く、総額が高額になるとクレジットカードを使いたいというお客様もいらっしゃいます。また、川沿いにある場所柄、散歩やジョギングの途中で立ち寄られるお客様もいらっしゃるのですが、『財布を持っていないのでスマホ決済したい』というご要望も多く、キャッシュレス決済に対応することが、あらゆるお客様を逃さない手段になると考えたのです」と杉本さんは説明する。

 そうして、いくつかの決済サービスの検討を始めた。当初は他社のサービスの導入を第1候補として考えていたというが、熟考した上で、同店は「stera pack」を選んだ。

 他社と比較し「stera pack」を選んだ理由について杉本さんは、「他社のサービスですと、決済端末を購入しなければいけないという点が導入の障壁としてありました。ですが『stera pack』なら、多彩なキャッシュレス決済に対応する端末が月々3,300円で利用できるというのが最大の決め手になりました」と話す。

 サービスの導入条件に決済端末の購入がある場合、1台数万円から10万円ほどもする端末は、店舗の大きな負担の一つとなる。

 「かといって、安価な端末では、機能や対応できるキャッシュレス決済の種類が不十分だと感じていましたし、端末の堅牢性も不安材料でした。その点、『stera terminal』のスペックは求める要求を十分に満たしていますし、それが月々3,300円で利用できる点に魅力を感じました」(杉本さん)

 そうして導入を決断して、申し込みから約1カ月で端末が届いた。すぐに使えるようにと、届いたその日にスタッフと操作方法の練習なども行っていたこともあり、導入後すぐに実用化したのだという。

 「stera pack」の使用感について杉本さんは、「実際に使ってみたところ、操作は非常に分かりやすく、すぐに使いこなせるようになりました。食品を扱う仕事柄、衛生面にはとくに気を使っているのですが、非接触でお客様とやり取りできる点も非常にありがたいですね。機械操作に関する知識がなくても簡単に操作ができるので、当店と同じように、お客様のニーズや衛生面を考えて、キャッシュレス決済にも対応したいと考えているお店にはおすすめのサービスだと思います」と語った。

 SMBC GMO PAYMENTの槙島氏は、「stera pack」の今後の展開について次のように語った。

 「単なる決済サービスではなく、集客・販促や顧客管理など、店舗様のあらゆる業務を支援するサービスへと発展させたいと考えています。そのために、『おみせポケット』のサービスメニューや、店舗の業務効率化に繋がるアプリをさらに充実させていきます」

 今後ますます本格化するキャッシュレス時代に備え、低コストで多彩なキャッシュレス決済に対応できる「stera pack」は、店舗側に求められる要件をすべて満たす、リッチなサービスとして注目を集めそうだ。

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