決済手数料は業界最安水準。月額3,300円で初期コストが不要

 SMBC GMO PAYMENTは、2015年に三井住友銀行と、EC(電子商取引)決済などを手掛けるGMOペイメントゲートウェイの合弁によって設立された会社だ。設立以来、EC決済代行サービスを中心に事業を展開してきた。そして、2021年4月より資本関係に三井住友カードが親会社として加わり、キャッシュレス決済の普及支援サービスに取り組んでいる。

 「stera pack」は、その第1弾として2021年4月に提供を開始したサブスク型の店舗向けの新サービスである。

 「最大の特徴は、クレジットカードや電子マネー、コード決済などに1台で対応できるオールインワン端末を、業界最安水準の決済手数料、かつ月々3,300円(税込み、以下同)のサービス利用料をお支払いいただくだけで利用できることです」と槙島氏は説明する。

 「stera pack」の、決済端末である「stera terminal」(ステラ ターミナル)は、初期費用なしで付属されている。しかも、月々の料金には端末の利用だけでなく、画面操作用タッチペンが付属されており、追加費用なしでレシートロール紙を発注できる。

「stera pack」の決済端末「stera terminal」を利用した決済シーン。あらゆるキャッシュレス決済の対応はもちろん、VisaやMastercardなどのタッチ決済にも対応している
「stera pack」の決済端末「stera terminal」を利用した決済シーン。あらゆるキャッシュレス決済の対応はもちろん、VisaやMastercardなどのタッチ決済にも対応している

 「stera terminal」は、コンパクトで使いやすいデザインの端末だ。通常、複数の決済手段に対応する場合には、クレジットカード用とQRコード用などで複数の端末を用意する必要があるが、それらすべてを1台に集約。その上、ディスプレーはお客様側とスタッフ側のデュアルスクリーン設計となっており、お客様による暗証番号の入力、スタッフによる決済処理をそれぞれのディスプレーで行うことができる。

 「カード挿し込み口もお客さま側に配置しており、お客様とスタッフが同じディスプレーを共有しなくて済むので、決済時の完全非接触が実現できる設計となっています」(槙島氏)

 さらに、Visa、Mastercardの手数料率は1年目が一律2.8%、2年目以降は取扱高に応じて2.7~2.9%と、通常の手数料率と比べても最安水準に設定されているのも大きな魅力だ。

 「決済手段ごとの精算もひとまとめにできるので、経理業務の負担軽減にもお役に立てるかと思います」と槙島氏は語る。

 この他、「stera pack」には、集客・販促機能が満載の「おみせポケット」というサービスも標準搭載されている。従来は紙で発行していた会員証やクーポン、スタンプカードなどをデジタル化し、スマートフォンの専用アプリを「stera terminal」にかざしてもらえれば、スタンプカードへの“押印”ができるサービスだ。

 さらに、POSや駐車場割引、医療サービス予約、免税アプリなど、様々なアプリを追加できる「stera market」(ステラ マーケット)というサービスも用意されている。お客様ニーズや店舗側が求める機能は店舗や業種により異なるが、希望するものだけを追加でインストールでき、かつ1台の端末で完結させられる点も汎用性が高い。

 槙島氏は、「多様なキャッシュレス決済手段へのニーズが高まる一方で、店舗様側では、予算の制約や導入の煩わしさなどから対応が後回しにされていることが多いようです。そうした店舗様にも手軽にご導入いただけるように、リッチな端末と機能を低コストで利用できるサービスにしました」と説明する。

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