Jリーグ2部(J2)に所属する東京ヴェルディの経営権を巡る争いに新たな動きがあった。11%の株を持つゼビオホールディングスが新株予約権を25日に行使し、ヴェルディ株の過半数を持つ筆頭株主になったことが日経ビジネスの取材で明らかになった。この結果、ヴェルディはゼビオの子会社になり、今後はゼビオ主導で経営再建が進むことになりそうだ。これを受け、再建策を巡りゼビオと対立していたヴェルディの羽生英之社長が25日付で辞任することも決まった。

クラブ側は20日の試合後、サポーターに経営が厳しい状況にあることを伝えていた(味の素スタジアム、写真:J.LEAGUE/Getty Images)
クラブ側は20日の試合後、サポーターに経営が厳しい状況にあることを伝えていた(味の素スタジアム、写真:J.LEAGUE/Getty Images)

 ヴェルディは25日午前、取締役会を開いて羽生社長の辞任を決議した。取締役は6人いるが、ゼビオが派遣する2人を除き、羽生社長ら4人が辞任することになりそうだ。ゼビオはこれまでもヴェルディの財務体質が悪化した経営責任があるとして、4人の取締役の辞任を求めていた。ただ、羽生社長を除く3人の取締役のうち、1人は継続性を鑑み時限的に残る可能性がある。関係者によると、Jリーグも25日午前の会合で、ゼビオによる新株予約権の行使と羽生社長の辞任を了承した。

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