武田薬品工業が一般用医薬品(大衆薬、OTC)を手掛ける完全子会社の武田コンシューマーヘルスケア(TCHC、東京・千代田)を売却する方針を固めたことが、日経ビジネスの取材で明らかになった。TCHCはビタミン剤の「アリナミン」やかぜ薬の「ベンザブロック」などを持つ。OTC国内最大手の大正製薬や投資ファンドなどが名乗りを上げることになりそうで、売却金額は4000億円程度まで膨らむことも予想される。武田は非中核事業の売却により、財務体質の改善を急ぐ。

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