POSシステムの障害が続けば、出光は各販売店での販売実績のとりまとめができず、3月期決算の集計に影響が出る可能性もある。大規模なシステム改修で不具合が発生すると、旧システムに処理を戻してトラブルを回避するのが一般的。だが、出光は新システムの改修を続けながら、遅延したPOSデータの処理もしているため、復旧に時間がかかっているとみられる。
出光首脳は6日朝、システム障害を認めた上で、「旧システムに戻すべきだったが、今回はしなかったので混乱した」と説明した。4月には昭和シェル石油との経営統合を控えるが、同首脳は「統合にはまったく影響がない」と強調した。
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