シリーズ
インタビュー

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MITの戦略勝ち?「貧困研究」ノーベル賞の舞台裏
2019年のノーベル経済学賞は、貧困緩和を目指すための研究に携わった米国の3人の教授に贈られることが決まった。低迷していた開発経済学の研究が活性化してが高まった背景には、米マサチューセッツ工科大学(MIT)における巧みで…
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Jリーグと新日本プロレス、外様トップの組織運営術
サッカー、Jリーグの村井満チェアマンと新日本プロレスのメイ社長が初対談。海外への発信に取り組む2人は外部からそれぞれの組織に加わった点で共通している。「外様」が活躍するための条件について意見を交わした。
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HOYAの鈴木洋CEO「出世の階段に取締役の概念はない」
各事業部門が独立採算制で事業を見るHOYA。部門トップの過半は外国人となり、年齢も性別も関係のない人事評価という。取締役会も社外が大半。そんなグローバル企業の統治体制で、日本人社員の意識はどう変わったのだろうか。鈴木洋代…
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日本のモバイル適応が遅い一因は、消費者の過剰な品質への期待
かつて「iモード」などの成功によって、モバイル分野で世界の先端を走っていた日本。だが、スマホ全盛の今日、新たなサービスの創造で日本は世界に出遅れている。シェアリングエコノミーの第一人者である米ニューヨーク大学経営大学院の…
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HOYAの鈴木洋CEO「日本の会社は箱庭みたい」
HOYAは従業員の9割が海外で、売上高の海外比率が7割を超えるグローバル企業だ。鈴木洋代表執行役最高経営責任者(CEO)は独特の表現で、日本の会社の長所と短所を指摘する。
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家系図ビジネスの謎 庶民はどこまでルーツを遡れる?
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HOYAの鈴木洋CEO「ダメなものはいくら頑張ってもダメ」
メガネレンズから医療用内視鏡、半導体材料まで光学技術を生かした多角化経営を推進するHOYAの鈴木洋代表執行役最高経営責任者(CEO)。仕事も生活もシンガポールに拠点を置いて見えてきた日本の姿を大いに語った。
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「クルマのダッシュボードをグーグルに渡さない」
地図世界大手のトムトム(オランダ)のハロルド・ゴディンCEO(最高経営責任者)が日経ビジネスの単独インタビューに応じた。今後の自動運転技術の普及に向けて、リアルタイムに更新する精緻な「HDマップ」を軸に日本市場での展開を…
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欧州企業はなぜあれほどEVに前向きなのか
欧州メーカーの電気自動車(EV)志向は極めて鮮明だ。その思い切りの良さに比べ、日本メーカーの慎重さに「スマホ時代の到来を読み損ない、技術力はあるのにガラケーに執着した轍を踏むのか」と論じている向きもある。
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Jリーグと新日本プロレス「日本発コンテンツ、海外で勝てる」
サッカー、Jリーグの村井満チェアマンと新日本プロレスリングのハロルド・ジョージ・メイ社長が初めて対談。テーマはそれぞれが取り組む、コンテンツの海外への発信だ。日本から世界に向けて発信するうえでの強みや課題について、じっく…
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増田寛也元総務相「社会保障改革、負担増の前にすべき議論がある」
政府が社会保障改革の司令塔となる「全世代型社会保障検討会議」を9月に立ち上げた。人口が多い団塊の世代が75歳以上になり始める2022年を控え、支え手の拡大や年金、医療など幅広い分野の改革を議論する。年内の中間報告取りまと…
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創業者と仕事をした最後の世代が語るソニー流外部連携術
ソニーの知的財産部門に長く携わり、今はスタートアップの投資や育成支援も統括する御供俊元常務。創業者の井深大氏と盛田昭夫氏と直接、仕事をした最後の世代でもある。その御供氏が言う。「常にいい技術を外から持ってくるのがソニーだ…
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ソニーR&D部門トップが語る「事業をつなぐ技術」とは
2018年3月期に20年ぶりの営業最高益を達成し、19年3月期もさらに営業利益を積み増したソニー。業績が回復した今こそ、技術の仕込みが必要と、研究開発(R&D)に力を入れる。だが、そのやり方は変わりつつあるという。R&D…
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「このままでは自動車会社は下請けに」 ノーベル賞・吉野氏が警鐘
2019年のノーベル化学賞受賞が決まった旭化成の吉野彰名誉フェローが23日、日経ビジネスの単独インタビューに応じた。自動車産業に大きな転換点が訪れていると指摘し、ハードからソフトへの業態転換が欠かせないとした。
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中国人教授に聞く中国家計債務問題の本質
減速感を強める中国景気。米中貿易摩擦など外部環境の悪化が最大の要因だが、もう一つ、中国経済の先行きに影響しそうな材料がある。急膨張する家計債務だ。このほど中国2万4689の世帯の債務状況を調べた中央大学の唐成教授に問題の…
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街を蝕む空き家は増え続けている
総務省が9月30日に発表した2018年の住宅・土地統計調査によると、全国の空き家の戸数は848万9000戸で、13年の調査に比べ3.6%増えた。総住宅数に占める空き家の比率は0.1ポイント上昇して13.6%になった。人口…
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米国のスーパーの野菜売り場はアートだった!
日経ビジネスで連載した小説『二人のカリスマ』(スーパーマーケット編・コンビニエンスストア編)は、戦後に大きく成長を遂げた日本の流通業界の現代までを描いた作品だ。執筆に当たって、著者の江上剛氏は、日本のスーパーマーケット関…
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江上剛氏、小説『二人のカリスマ』を語る(上)
カリスマの姿を自分なりに掘り下げて、描いてみたかった──。日経ビジネスで連載した小説『二人のカリスマ(スーパーマーケット編・コンビニエンスストア編)』は、連載中から大きな反響を呼んだ。自らもメガバンクで勤務した経験を持ち…
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ノーベル化学賞の吉野氏、「中途半端」な研究環境を憂える
2019年のノーベル化学賞に選ばれた旭化成名誉フェローの吉野彰氏が日経ビジネスのインタビューに応じた。「大学が基礎研究と応用研究の真ん中あたりをうろうろしてしまっている」「ダメでもいいからやってみな、と資金を提供する人が…
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大企業で働く人はどうして不幸せに見えるのでしょうか?
幸せには長続きする幸せと長続きしない幸せがあります。長続きしない幸せとは、「地位財」(金や物、地位など他人と比較できる財)を得たことによる幸せです。金銭欲や物欲、名誉欲といったものはぎらぎらっと幸せになりますが、そういっ…