シリーズ
インタビュー

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追悼 キリンビール布施前社長が最後に語った風土改革への思い
9月1日に急逝したキリンビール前社長の布施孝之氏。7月末の本誌インタビューがメディアによる最後の取材となった。社長就任以来尽力してきた組織風土改革と社員への思いを語った。
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コロナ禍で懸念高まる「教育格差」 自己責任論では解決しない
生まれ育った家庭環境によって生じる学力偏差。コロナ禍によって拡大する貧困は次世代を担う子供たちにどのような影を落とすのか。早稲田大学の松岡亮二准教授は「社会経済的地位」によって生じた教育格差は自己責任論では解決しないと説…
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2000人正社員化の明治安田生命社長「メンバーシップ型雇用守る」
7月2日に8年間社長を務めた根岸秋男氏からバトンを引き継いだ永島英器・明治安田生命保険社長。人事部長や人事担当役員などを担当してきただけに、課題となっている営業職員の処遇改善には思い入れがある。永島氏に明治安田生命が進め…
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「ディズニー」以外の新規事業、3~5年後に方向性、TDRのVC
ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド。根強いファン層は保ちつつも、コロナ禍の入園者数制限で「舞浜」一極集中のもろさが表れた。「ディズニー」以外の新たな事業を作るべくコーポレートベンチャーキャピタルを設立してから…
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デジタル改革関連法成立で日本は本当に変わるのか
5月12日に参議院本会議で成立したデジタル改革関連法。9月1日にデジタル庁が正式に発足することになった。日本は今回こそ「デジタル敗戦」から脱却できるのか。自民党デジタル社会推進本部事務総長の小林史明衆議院議員に話を聞いた…
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ヱビスの「ちょっと贅沢」を見直す、サッポロビール野瀬新社長
3月30日付でサッポロホールディングスの事業会社であるサッポロビールの社長に就任した野瀬裕之氏。コロナ禍で飲食市場に逆風が吹く中、「経営の一丁目一番地はビールブランドの強化」と、国内外での一段の成長を目指す。社長の務めは…
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JT、3000人削減「雇用に対する経営の責任」
JTは2022年3月をめどに、希望退職の募集や工場の閉鎖などで、国内たばこ事業に携わる約3000人を削減する。海外たばこ事業でも人員削減を進めており、グループ全体で5400人規模を削減する。喫煙率の低下や各国の規制強化な…
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LIXIL瀬戸社長「もうけるために女性を登用しダイバーシティ推進」
LIXILの瀬戸欣哉社長兼CEO(最高経営責任者)が、「ダイバーシティー&インクルージョン(D&I)」の推進に力を注いでいる。その柱となるのが、女性管理職を増やすことだ。なぜ、D&Iを推進するのか、話を聞いた。
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国産ワクチン、なぜ出てこない? 塩野義・手代木社長に聞く
新型コロナウイルスワクチンの開発が欧米と比べて遅い日本。なぜ、国産ワクチンがなかなか出てこないのか。開発に取り組む塩野義製薬の手代木功社長に話を聞いた。
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「ジョブ型雇用」時代、もう賃上げは望めないのか
新型コロナウイルス禍でベアゼロが相次いだ春の労使交渉(春闘)の賃上げ率は、8年ぶりに2%を割り込みそうだ。政府が企業に賃上げを要請する「官製春闘」は事実上終わり、今後はグローバル競争に勝ち残るためジョブ型雇用制度を導入す…
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Clubhouseは「団体戦」、勢い持続には面白いルームの「見える化」が鍵か
2021年に入り、日本で流行した音声SNS「Clubhouse」。第1期とも言える狂騒は過ぎ去り、関心は今後も継続的に発展するのか、音声コンテンツ業界全体を盛り上げるトリガーになるのかという点に移ってきた。2016年に「…
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「9割以上の人は変化に対応できていない」、ヤフー小澤隆生COOが語る
2020年10月から副業人材の受け入れ制度「ギグパートナー」を始めたヤフー。コロナ禍で起きた変化をいかに直視すべきか。ヤフーでCOO(最高執行責任者)を務める小澤隆生氏に話を聞いた。
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サッポロビール社長、黒ラベルは「10年がかりでよみがえった」
主力ビール「黒ラベル」が好調なサッポロビール。巣ごもり消費を背景に、缶製品の1~11月の販売数量は、前年同期比107%まで拡大した。12月17日の時点で2019年の出荷実績を上回り、6年連続で前年を超えている。一度は「死…
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「アナログ人間でもDXは推進できる」 甘利明議員が語るリーダーシップ論
2021年秋の創設を目指すデジタル庁。矢継ぎ早に提言をまとめる自民党デジタル推進社会本部を率いるのは環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉をまとめた甘利明衆議院議員だ。新設がゆえに各省庁との軋轢(あつれき)が予想される中で…
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シマノ島野社長「カルティエに置いても見劣りしない自転車部品を」
自転車メーカーがこぞってシマノ製の部品を採用することから、「自転車界のインテル」とも称されるシマノ。創業者、故・島野庄三郎氏の孫にあたり5代目として会社を率いる島野容三社長に、数十年にわたってシェアトップを維持できる理由…
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サントリーHD新浪社長、忘年会・賞与減「価格競争の懸念はある」
2020年、ビール業界は新型コロナウイルスの感染拡大に多大な影響を受けた。外出自粛で飲食店の売り上げが落ち込む一方、巣ごもり消費で家庭用商品は好調に推移している。足元ではウイルスの感染が再び広がっている。サントリーホール…
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ワタミ会長「後期経営者人生」懸け、焼き肉で1000店舗
居酒屋ブランド「和民」を2021年3月までに全てなくし、その多くを焼き肉業態に転換することを発表したワタミ。コロナ禍で居酒屋業態が危機にひんする中で、祖業を「捨てる」事態となるほどビジネスモデルの抜本的な転換を迫られてい…
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学術会議の人選は身内重視の「インブリーディング」 有馬元文相
日本学術会議は11月26日、国の機関から切り離して非政府組織などへ転換するよう検討してほしいと政府から要請を受けた。学術会議は年内に組織の在り方を検証し、政府に報告する方針だ。学術会議問題をどうみるか。東京大学総長や文部…
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コロナ厳戒の高齢者施設 「ワクチン普及までは元に戻れない」
高齢者の重症化リスクが高いとされる新型コロナウイルスの感染拡大で、高齢者の介護に当たるスタッフの負担も増している。高齢者施設を運営する事業者はどのように立ち向かってきたのか。有料老人ホームを中心に約4000室を運営するチ…
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ZOZO、「脱・前澤氏」は成功したか
創業者の前澤友作氏が会社を去り、Zホールディングスの傘下に入って約1年。話題を振りまいた創業社長の後を継ぎ、社長に就任した澤田宏太郎社長兼CEO(最高経営責任者)に、コロナ禍での販売動向やアパレル業界の見通し、創業者が去…