進化と言う点では3月に見守りサービスが始まりました。
川西氏:見守りや教育の分野で生かすアイデアは当初からありました。拡張性を見越したハードのスペックにしていますね。

始まったばかりですが見守りサービスの反響はどうですか?
川西氏:見守りもそうですが、ファンミーティングの声などを聞くと、新しいサービスを使ってみたいというお客様は多い。見守りサービスの場合、遠隔地などに住んでいる方からの需要はあると思いますが、まずはaiboが新しい動きをするので試してみたいのだと思います。
こういったサービスはこれからも導入していくのでしょうか。
川西氏:大なり小なり入れていかないとダメでしょうね。aiboは生活の中で一緒にいるので、継続的な進化は必要です。いくつかネタは仕込んでいて、年間で何をやるかは決めています。新しい機能も当然考えていますよ。
重要なのは頭脳
今回のaiboはサービスを含めてどれくらいの期間の展開を考えていますか。
川西氏:aiboという商品・サービスは長いスパンで見ています。ですが構成する部品やサービスが同じレンジで用意できるかは考える必要がある。クルマの部品のように10年間担保されるわけではないので、どう対応していけるかがポイントになってきます。すべての部品をソニーが手掛けているわけじゃないですからね。

どうしても作れなくなった際には、新たなモデルを考えないといけない。ハードとしてスペックを上げたほうが新たなサービスを提供できるのであればモデルチェンジもありえます。
ただ「生き続けるもの」としてとらえられているので、重要なのは頭脳になってくるでしょう。今の構成だとすべてクラウドにあるのでその中で継承できるかなとは思います。
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