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1分解説

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任天堂、スイッチをマレーシアで生産 「コロナ」欠品防ぐ
任天堂は主力のゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産をマレーシアで始めた。中国、ベトナムに次ぐ3国目となる。競合が新機種を発売するなど競争が激化するなか、発売から4年目に突入したスイッチでなぜ新たな生産拠点を切り開くのか…
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コロナが奪った地銀界の風雲児 大垣共立銀・土屋会長死去
岐阜県大垣市に本店がある大垣共立銀行で26年間頭取を務め、昨年から代表取締役会長の座に就いていた土屋嶢(つちや・たかし)氏が4日、急性呼吸不全のため74歳で死去した。新型コロナウイルスに感染し入院していたという。
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大塚家具の大塚久美子社長辞任、探し求めた花道
大塚家具を率いてきた大塚久美子社長が12月1日付で辞任すると表明した。2015年の実父との経営権争いには勝ったが、その後は一貫して行き詰まり、経営能力に疑問符が付いていた。親会社のヤマダHDによる事実上の更迭と受け止めら…
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三島食品の「青のり」が「あおのり」になっている理由
食卓でおなじみの三島食品の「青のり」。販売から約50年の伝統ある商品が今変化を遂げている。濃い青色だったパッケージは緑色主体に変わり、商品名も平仮名で「あおのり」に。背景にはアオノリを扱うリーディングカンパニーとしての強…
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永守流「負けない経営」でコロナ危機突破 20年度3割増益へ
日本電産が10月26日に発表した2020年4~9月期決算は売上高が7517億9400万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は691億8000万円(同12%増)の2桁増益となった。21年3月通期も増収増益を見込む。車載事業…
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オンライン開催で接続障害も シーテックが探る見本市の「新常態」
国内最大級の家電・IT(情報技術)見本市「CEATEC(シーテック)2020オンライン」が10月20日に開幕した。初日は、アクセスが集中し入場登録ができなくなるトラブルが発生。手探りでの運営となっている。
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サイゼリヤ、上場後初の営業赤字、「軽い夕食」新業態で巻き返し
イタリア料理チェーン店を展開するサイゼリヤの2020年8月期連結決算は、営業損益が38億円の赤字に沈んだ。営業赤字は1998年に上場してから初めて。新型コロナウイルスの感染拡大によって3月から約6カ月間、休業や営業時間短…
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ヤクルトレディの1割3000人を社員に、本社方針は結実するか
ヤクルト本社は商品を届ける配達員、ヤクルトレディを社員化していく方針を明らかにした。今後3年間で全体の約1割にあたる3000人を正社員や契約社員などにしていくことを想定している。今年度内に制度を整えるよう、全国に100以…
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アップルが「5G」iPhone、低価格路線の勝算
米アップルは10月13日(米国時間)、高速通信規格「5G」に対応したスマートフォン「iPhone12」シリーズを発表した。5Gに対応するスマホは同社として初。画面サイズや背面のメインカメラの個数の違いなどで4機種を用意し…
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もうすぐ始まる「Go To イベント」「Go To 商店街」ってどんなもの?
新型コロナウイルス感染症の流行が長期化する中、政府が次々と打ち出す「Go To キャンペーン事業」。10月1日から始まった「Go To イート」では少額の食事で補助を得る“悪用”が話題となり、開始1週間で制度の見直しを迫…
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遠隔監視で運転 バス業界が目指す「自動運転レベル3」
相鉄バスは10月5日、一般客を乗せて大型バスの自動運転を実施した。14日にも再度行う。不特定多数を乗せた大型バスを、運転席を無人として遠隔監視で操作するのは日本で初めてという。これは自動運転の「レベル3」を想定したものだ…
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東証システム障害、終日売買停止の裏にあった過去の教訓
10月1日、システム障害により全銘柄の売買が終日停止となった東京証券取引所。システムを再起動して途中から復旧する選択肢もあったが、投資家や市場参加者に相当の混乱が生じることが想定されるとして、終日売買停止を決めた。201…
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4.3兆円の勝算 ドコモ取り込み、悲願の「ワンNTT」
NTTが4.3兆円を投じてNTTドコモを完全子会社化する。ドコモとNTTコミュニケーションズなどを一体化し、法人向けビジネスを強化。政府が目指す携帯料金値下げに応えつつ、グループの力を結集して次世代通信「6G」で世界の覇…
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楽天が仕掛ける「タダ5G」の成算
楽天子会社の楽天モバイルは9月30日、次世代通信規格「5G」を使う通信サービスを始めた。既存ユーザーが5G対応スマホを使えばそのままの月額料金で5Gサービスを利用できる。5Gを「タダ」で提供する楽天モバイルの成算とは。
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日本にも存在する中国スパイ網、NYでは警官逮捕
米ニューヨーク市警などは9月21日、中国当局のためにスパイ行為を働いた容疑で同市警の警察官を逮捕した。米司法省は「在米チベット族のコミュニティーに潜入し、動向を中国政府に報告していた」と指摘する。この容疑者も中国出身のチ…
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ゼネコンにもESGの波 準大手が蓄電池開発
太陽光や風力といった再生可能エネルギーの安定供給に欠かせない蓄電池。開発・製造のプレーヤーとして準大手の西松建設が名乗りを上げた。リチウムイオン電池よりも寿命の長い「レドックスフロー電池」と呼ばれる蓄電池の関連スタートア…
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任天堂、「スイッチ」で取り戻したゲーム機のプライド
任天堂が9月16日に開いた経営方針説明会で、古川俊太郎社長はハード・ソフト一体型のゲーム専用機を中核事業として継続する点を強調した。その自信の背景にあるのはサブスクリプションサービスの成功だ。
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クオール全店で導入、オンラインでの服薬指導は浸透するか
調剤薬局で薬剤師から服薬のアドバイスを受ける服薬指導のオンライン化が浸透し始めた。オンラインの診療システムを手掛けるメドレーが9月3日から薬局向けのオンライン服薬指導システムの提供を始め、クオールは全店にあたる約800店…
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オリンパス、人事のプロ招き徹底改革 日本型からの脱皮なるか
オリンパスが人事制度の改革を加速している。ジョブ型の導入やグローバルでの制度統一などを進めながら、2019年11月には国内外の企業の人事畑を歩いてきた人事のプロフェッショナルも招いた。医療機器の分野で海外大手と競うために…
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「非通信」強化が招いたドコモ口座不正 セブンペイの教訓どこへ
NTTドコモは9月10日、電子決済サービス「ドコモ口座」を通して不正利用が発覚した問題で、記者会見を開いた。異業種の参入が相次ぐ決済サービスでは、セブン&アイ・ホールディングスの「セブンペイ」が利便性を重視したことにより…