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1分解説

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始発新幹線が混雑、カーテン開けずに潜伏…「お忍び帰省」のリアル
新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、年末年始の帰省客は大幅に減少した。感染者に対して都市部よりも厳しい視線が送られがちな地方への帰省。「お忍び帰省」の実態を追った。
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キリン11年ぶりビール首位、コロナ禍の地殻変動鮮明に
キリンビールが2020年のビール類シェアで、アサヒビールを抜き11年ぶりに首位に立った。「コロナ特需による首位奪還」という見方もあるが、消費動向が大きく変わる中、ビール業界の地殻変動も鮮明になっている。
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任天堂が9年ぶりに買収、ゲーム業界で高まるM&A熱
任天堂は1月5日、カナダのゲーム開発会社の全株式を買い取って子会社化すると発表した。任天堂によるゲーム開発会社の買収は9年ぶり。ゲーム業界で高まるM&A(合併・買収)熱が、「持たざる経営」を貫いてきた任天堂をも動かした。
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強気相場が浴びた冷や水、「緊急事態宣言」に震えた大発会
菅首相の年頭記者会見が年初の株式市場に冷や水を浴びせた。首都圏を対象に緊急事態宣言の発出を検討すると伝わったことで、日経平均株価は下落幅を一時400円超まで広げた。市場では強気と弱気の見方が交錯している。
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電力小売りで東京ガスと組んだ英新興 競争遅れる日本に触手
東京ガスは英新興電力のオクトパスエナジーと提携し、日本で電力小売りの共同出資会社を設立する。オクトパスは電力自由化で先行した英国で顧客を開拓した実績があり、日本市場での商機を求めて東京ガスに声をかけた。
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ソフトバンクの「後出しじゃんけん」で厳しさ増すKDDI
NTTドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」の衝撃の発表から2週間あまり。沈黙を貫いてきたソフトバンクがついに、ドコモ対抗策を打ち出した。傘下のLINEモバイルを吸収し、若年層になじみがあるLINEをプラットフォー…
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伊藤忠と日本気象協会がアパレル需要予測、過剰在庫解消の切り札?
伊藤忠商事と日本気象協会は2021年、アパレルの需要予測サービスのテスト運用を春夏商品向けから始める。気象データを基に販売の見込みを割り出すという。コロナ禍で打撃を被っているアパレル業界は大量生産モデルの転換を迫られてい…
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アイリスオーヤマ、国産マスク参入が生んだ思わぬ効果
新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要を取り込み、調理家電やテレビなどの高価格帯商品の販売も好調なアイリスオーヤマ。2020年12月期の売上高は前期比40%増の7000億円を見込む。好調な業績を支えた陰の立役者は、国産マスク…
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コロナ検査に「安・近・短」競争 東京駅前で1980円
東京駅前1980円、新橋駅前2900円──。居酒屋の飲み放題プランでもサウナでもない。新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べる検査だ。手軽に利用できる低料金の検査サービスが相次いで生まれている。
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ドコモへの対抗ためらうKDDI 容量無制限があだに
12月9日、KDDIが新サービス発表会を開いた。3日にNTTドコモが発表した格安プランへの対抗策が注目されたが、出てきたのは容量無制限のデータ通信に米アマゾン・ドット・コムのサービスなどを組み合わせたセットプランだった。…
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500万円で始める地域再生 NTT東が“身の丈スマートシティー”
NTTグループはスマートシティー分野のビジネスに力を入れている。米ラスベガス市での実験などでは持ち株会社主導で大掛かりな取り組みを進める一方、NTT東日本は人口減少に悩む自治体などの課題を解決する“身の丈スマートシティー…
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自動運転バス、日本初の“実用化” 突き動かした田舎町の焦燥
20年11月26日から茨城県境町で、運転席のない自動運転バスが公道を走り始めた。これまで各地で行われてきた実証実験とは異なり、運行期間に期限はなく、誰でも予約なしで乗れる。人口2万4000人の小さな町が日本初の定常運行に…
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三越伊勢丹の全商品リモート販売へ、アプリ接客こうする
11月25日、三越伊勢丹(東京・新宿)はビデオ通話やチャットを用いて接客、販売する「リモートショッピング」専用アプリの本格運用を開始した。旗艦店の伊勢丹新宿店が対象で、これまで同社のEC(電子商取引)サイトに掲載されてい…
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NEC、次期社長はアクセルも踏む「攻めのCFO」
NECは11月30日、2021年4月1日付の社長交代を発表した。次期社長に就くのは、入社以来、幾つものM&A(合併・買収)案件に携わってきた森田隆之副社長兼CFO。経理、財務畑を経験していないが、18年にCFOに…
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KDDIが35年縛り!? スマホと住宅ローンのセット割を開始
KDDIがスマホ利用者むけに住宅ローン金利の引き下げを開始。最長35年間続く新たな顧客囲い込み策は波紋を呼びかねない
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求人倍率が急落 受験だけじゃない、高校3年生の不安
コロナ禍や大学入試制度の混乱に揺れる高校3年生。就職を希望する2割弱の生徒たちの悩みも深まっている。就職先の多くを占める製造業やサービス業が苦しんでおり、足元の求人倍率が大きく低下。地域間の格差も顕著になり始めた。「応募…
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「レジ待ちなし」で購入点数2割増、イオンの新買い物スタイル
イオンリテール(千葉市)は、今年3月からイオンとイオンスタイルで本格導入している、レジに並ばない新しい買い物スタイル「レジゴー」によって、買い物点数が約2割増えたと公表した。レジゴーは、消費者自身が貸し出し用の専用スマー…
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スピードかエリアか、NTTドコモが「瞬速5G」を打ち出すわけ
NTTドコモが「瞬速5G」というキャッチフレーズを打ち出した。高速通信規格「5G」を使うサービスで高速化を前面に打ち出す背景には、KDDIとソフトバンクの2社との方針の違いがある。技術面での厳格さを優先するあまり慎重なマ…
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元シャープ社員のスタートアップが急成長、光触媒技術を世界へ
シャープ出身の技術者8人が2018年に起業したカルテックが急成長している。日本で発明された、光触媒技術を応用した空気清浄機の販売が好調で、21年9月期の売上高は前期の5.5倍となる約90億円に達する見込み。創業の原点にあ…
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「在庫を置かない店」アパレル大手が展開
アパレルが苦境に陥る中、既存の販売方法からの転換を図る動きがある。その一つが「ショールーミング型」の店舗だ。顧客は店を訪れて試着し、気に入った商品があれば支払いを済ませる。商品は後日、自宅に配送されてくる仕組みだ。三陽商…