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1分解説

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ドローンはもうおもちゃじゃない、航空法改正で輸送機に
政府が3月、ドローンを飛ばす空域の拡大や規制緩和などを盛り込んだ航空法の改正案を閣議決定した。2022年度に人口が多い都市部でも目視者なしで飛ばせるようにする「レベル4」に向け大きく前進した。
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つぶやき1つに3億円、次のバブルはデジタル資産「NFT」?
NFTと呼ばれるデジタル資産が騒がれ始めた。ブロックチェーン技術を応用して、「世界に一つ」を証明するのが売りだ。だが、急激な盛り上がりには、過去の仮想通貨と同様にバブルの懸念がつきまとう。
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東芝に車谷社長の「古巣」が買収提案 それでも続く物言う株主対応
東芝は4月7日、英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズから買収提案を受けたと明らかにした。合意すれば、CVCがTOB(株式公開買い付け)を実施し、東芝は非上場化される。CVCは車谷暢昭社長兼CEOの「古巣」だけに…
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島忠の利益率倍増へ、始まった「ニトリ化」
家具販売大手ニトリホールディングス(HD)がホームセンター大手、島忠の再生に向けて「5年計画」を掲げた。島忠の経常利益率を2020年8月期の6.6%から、5年後の26年2月期には12%まで高める計画だ。ニトリHDの似鳥昭…
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センバツ球児も愛用 野球計測の「黒船」が日本に到来
野球選手の動きを計測・分析するシンガポール企業が日本法人を設立した。ダルビッシュ有選手や高校球児からの支持を集めるシステムを手掛ける。野球計測の「黒船」が日本で目指すものは何か。
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「私がやるべきことは終わった」 退任の富士フイルム古森会長
富士フイルムホールディングスは3月31日、20年以上にわたって同社を率いてきた古森重隆会長・CEO(最高経営責任者)が退任する人事を発表した。6月の株主総会後に正式決定する。退任会見に臨んだ古森会長は何を語ったのか。
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「損して得取れ」、コニカミノルタがオゾン発生装置に参入する理由
コニカミノルタは年内にも医療用のオゾン発生装置の生産を始める。2020年春にコロナ禍で生産が停滞していた中小企業に声をかけ、部品調達などで支援したことがきっかけだ。事務機メーカーのコニカミノルタが畑違いのオゾン発生装置を…
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絶望は希望に変わるか 金品受領問題の関西電力、経営理念を刷新
2019年9月に金品受領問題が発覚した関西電力。前社長の引責辞任に伴って20年3月に就任した森本孝社長を先頭にこの1年、「内向き体質」脱却に向けて改革を進めてきた。原発の再稼働が最優先事項となってしまったことが金品受領問…
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GUがベビー服に参入、コロナ下のアパレル「声なき声を聞く」
ファーストリテイリング傘下のジーユー(GU)が2月22日、新たにベビー服の販売を始めた。買い手となる保護者がベビー服に抱える不満をアンケートや座談会を通して吸い上げたという。毎シーズンのトレンドを押し付けてきたアパレル業…
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2700円に値下げの「ahamo」、シンプルな料金は早くも前途多難
NTTドコモはオンライン申し込み専用プラン「ahamo(アハモ)」を、2980円(税別、以下同)から2700円に値下げして、3月26日に提供を始めると発表した。5分以内の音声通話込みで料金のシンプルさを維持する一方で、ド…
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ソフトバンクは500円下げ、熱を帯びる新料金プランの駆け引き
ソフトバンクが、昨年末に概要を発表していた低料金プランの詳細を明らかにした。名称を「LINEMO(ラインモ)」とし、月額料金を当初の発表より500円下げて2480円とする。3月のサービス開始前に、各社の駆け引きがヒートア…
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大規模リストラのJT、コロナで迫られるたばこの次
JTが国内たばこ事業のリストラに乗り出す。希望退職の募集や工場の閉鎖などで、3000人規模の人員を削減する。国内事業の合理化で削減したコスト分を振り向けるのは、成長戦略に位置付ける加熱式たばこだ。だが、競合に比べて出遅れ…
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じわり広がる「お試し転職」、副業が開けた人材流動化の風穴
「お試し転職」。企業の副業解禁やリモートワークの定着で副業に乗り出す人が増える中、副業で業務を経験してからの転職がじわりと広がっている。副業を人材獲得のチャンスと捉えるか、人材流出のリスクと見るか。各社の副業との付き合い…
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通信大手、携帯値下げで迫られる5G技術の収益化
ソフトバンクの次期社長に技術畑の宮川潤一副社長が就く。料金引き下げにより、通信各社は技術力を武器とした新たな収益源の確保を迫られている。営業部門が強いとされるソフトバンクですら、技術に明るいトップを据える必要があった。
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楽天モバイル、新プランで3つの価格帯 顧客維持へ苦肉の策
楽天モバイルが新料金プランを発表した。容量無制限で月額2980円というワンプラン戦略を改め、実際に使ったデータ容量に応じて料金を変動させる3つのパターンを新設した。背景にはこれまで獲得してきたユーザーを何としてもつなぎ留…
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ミラーレスカメラで底力見せたキヤノン、反転攻勢へ
2020年4~6月期に初の最終赤字となったキヤノン。20年12月期通期では2度の上方修正を経て復調した。けん引役の一つが、後発だった「フルサイズ」のミラーレスカメラ。中国などで販売が好調だった。新型コロナウイルスに振り回…
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日本電産、連続上方修正の裏にある自信と課題
日本電産は25日、2021年3月期の連結営業利益予想を従来予想から約150億円引き上げ、約1550億円になると発表した。コロナ禍での生活様式の変化と世界的に進む脱炭素市場の拡大が追い風となった。この好調は一過性ではないと…
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駿台・代ゼミが模試でタッグ 業界に広がる「緩い」連携
駿台予備学校を運営する駿河台学園(東京・千代田)と代々木ゼミナール(代ゼミ)の高宮学園(東京・渋谷)は1月14日、模擬試験事業で提携すると発表した。2021年度から早稲田大学・慶応義塾大学の志望者向けの模試を共催するほか…
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電力融通、大手が190回要請 寒波が示す脱炭素社会の課題
2020年末から続く寒波で電力需給が逼迫している。大手電力に対して電力を融通するよう要請を出す国の認可法人によると、要請回数は1カ月間で192回に上った。再生可能エネルギーを軸とする脱炭素社会づくりに向け、学べることは何…
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KDDIが携帯最安プラン 収入増の期待込めた「トッピング」機能
KDDIが発表した携帯電話の新ブランド「povo(ポヴォ)」は月20ギガ(ギガは10億)バイトで見ると、2480円と安い。「トッピング」という今までにない機能も打ち出し、使い勝手を高めている。