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1分解説

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アリババ経由、日本ブランドが中国パパママショップに
アリババ集団は21日、東京都内で消費財メーカー向けのセミナーを開催した。アリババは「LST(零售通)」と呼ぶ中国の小規模店舗向けの販売プラットフォームを運営しており、日本からの参入を呼びかけた。日本の消費財メーカーには、…
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サムライ債の発行、リーマン後の最高水準に迫る
新興国によるサムライ債の発行がリーマンショック後、最大の水準に近付いている。長引く金融緩和の影響で運用難に悩む投資家の受け皿となっているが、マネーがリスクの高い新興国債に流れる傾向は危うさをはらんでいる。
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ソニーがいま欲しい人材は「やんちゃなエンジニア」
ソニーは20日、採用方針に関する記者説明会を開いた。データ・数理分析や物理サイエンスに長けた理学系のエンジニアの新卒採用に力を注ぐ。商品企画、広報、ソフトウエア開発など現在約80ある採用職種の中に「理学系の研究開発職」を…
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LINEモバイル、「全方位路線」の裏に透ける苦境
LINEモバイルは20日、新たにKDDIのau回線によるスマホ通信サービスを提供する計画を明かした。2019年上期中に開始する予定。既存のNTTドコモ、ソフトバンクとあわせ、大手携帯3社の回線を使えるようにすることで、他…
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楽天の携帯事業、成否を握るのは「インド流」
今年10月に携帯電話事業に参入する楽天グループが通信ネットワークの安定運営を支える検証施設を報道機関に初めて公開。インドで急成長した携帯大手の元幹部が設備の詳細を語った。
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ドンキがバンコク初出店、「日本飽き」に抗う3つの秘策
ディスカウント店「ドン・キホーテ」を手がけるパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスはタイに初進出した。海外事業に力を入れている同社にとって、首都バンコクに出店した店舗は東南アジア市場での成功を占う試金石と…
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メルカリのスマホ決済、フリマアプリにも地殻変動か
フリマアプリのメルカリは20日、都内でスマホ決済サービス「メルペイ」に関する説明会を開いた。ソフトバンクとヤフーが折半出資する「PayPay」やLINEの「LINE Pay」など、スマホ決済における競争が激化しているが、…
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ホンダの英生産撤退で強まるか、製造業の国内回帰
ホンダは19日、英南部のスウィンドン工場を2022年までに閉鎖すると発表した。同工場で作っていた車種の一部は国内の工場に戻すことになる。
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スタバもココイチも値上げ、「ステルス」は限界に
食品や外食で値上げの動きが顕著になっている。2月15日にはスターバックスコーヒージャパンが「ドリップコーヒー」や「キャラメルマキアート」など定番の飲料商品の価格を改定し、10円から20円程度引き上げた。
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アサヒビール、外部人材に託すワイン事業活性化
アサヒビールは19日、2019年のワイン事業の方針説明会を開いた。登壇したのは、松山一雄専務取締役はラベルプリンター大手サトーホールディングスの社長を務めた人物。アサヒは32年ぶりに外部から取締役を迎えた人物に何を期待し…
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伊アルファロメオ、「今さらディーゼル」のなぜ?
イタリアのアルファロメオが4月、同社として日本で初のディーゼルエンジンモデルを発売する。日本では輸入車に占めるディーゼル車の比率が高まっている。販売が低迷していた同社はディーゼル参入で再加速につなげられるか。
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格安スマホの「マイネオ」、熱烈ファンに“頼る”新戦略
格安スマホを手掛ける通信会社ケイ・オプティコムが、自社のファンを「アンバサダー」と名付けて共同でサービスを強化する戦略を発表。値下げに動く携帯大手の包囲網を脱して生き残れるのか。
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伊藤忠社員の拘束は中国が進める“近代化”の余波か?
伊藤忠商事に勤める40代の男性社員がおよそ1年にわたって中国当局によって拘束されていることが2月14日、明らかになった。中国事業に関わる日本のビジネスパーソンの間で「他人事ではない」と不安の声が上がっている。
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「ロボホン」で子供を見守り、シャープが廉価版発売
シャープは2月18日、留守番見守り機能などを搭載した小型ロボット「ロボホン」の新機種を発売したと発表した。歩行機能を省いた廉価版を投入して、普及を加速させる。
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泉佐野の100億円還元に「許せない」、地方同士の戦いへ
大阪府泉佐野市が打ち出した、ふるさと納税の寄付者にアマゾンのギフト券を配る「100億円還元」に対し、自治体の間で反発が強まっている。これまで総務省と自治体、都市部の自治体と地方の自治体といった対立構図が目立っていた。ここ…
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「中国最強商社」伊藤忠を襲った身柄拘束
伊藤忠商事の日本人男性社員がおよそ1年間にわたり中国当局に拘束されていることがわかった。今回の事例を含めて合計で少なくとも9人の邦人が拘束された。友好的な位置付けにあるとみられる企業の社員を拘束の対象としたことは、中国で…
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大塚家具、消えた強気と消えない不安
経営危機に陥っている大塚家具が15日、2018年12月期の決算を発表した。過去3年は毎年期初に黒字予想を掲げ、販売不振で結果的に3年連続の最終赤字だった。今期は業績見通しを出さなかった。強気の姿勢が影を潜めた一方で、先行…
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三菱自のデリカ、発売51年 長寿の理由
三菱自動車は従来モデルを刷新した「デリカD:5」を15日に発売した。1968年の登場から51年目を迎えるデリカ。ミニバンの居住性とアウトドア性能を融合させた独自のスタイルを作り上げてきた。長寿の理由はどこにあるのか。
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客ごとにメニューが変わる すかいらーくの新システム
すかいらーくホールディングスがIT活用を加速する。顧客の属性や利用履歴などを把握し、テーブルの端末で「その人向け」のおすすめメニューを提案。外食業界で初めて本格的な「One to One マーケティング」に乗り出すが、勝…
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パナ、瀬戸際カメラ事業に「最後の逸品」?
パナソニックは2月14日、大型の画像センサーを搭載した新たなミラーレスカメラを発表した。この分野を切り拓いたパナだが、気づけば遅れをとる。東京五輪を前に、瀬戸際に立たされた「非中核事業」は挽回できるか。