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1分解説

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パナソニックがファミマを運営する深い理由
ファミリーマートとパナソニックは4月2日、次世代型コンビニの実現に向けた実験店舗をオープンした。目新しいのはパナソニック自らが店舗を運営する点だ。店内の人やモノのあらゆる動きのデータ化が狙いだ。
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第一三共、英アストラゼネカ社提携、鍵を握るADCとは?
2019年3月29日、第一三共はグローバル大手製薬の1社である英アストラゼネカ社と、開発中の抗がん剤DS-8201について、全世界における開発、販売で戦略的に提携したと発表。株価は前日終値の4400円に対してストップ高の…
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「令和」詐欺に注意! 改元に便乗し口座情報を狙う
政府は4月1日、新元号を「令和」に決定したと発表した。5月1日に改元する。新時代への期待が高まる一方、改元に便乗した詐欺被害が発生している。
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「恥ずかしい」、英EU離脱の泥仕合が愛国心を奪う
英議会は3月29日、メイ首相が推す欧州連合(EU)からの離脱協定案を否決した。何も決められないメイ政権と英議会に対して、国民の怒りは最高潮に。英国を恥じ、欧州各国の市民権を取得する英国人が増えている。
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総務省、ふるさと納税で自治体に“踏み絵”
6月からふるさと納税が事実上の「許認可制」に移行するのにあたって、総務省が自治体に提出を求める書類を日経ビジネスが入手した。寄付に対する返礼品が寄付額の3割以下であることや、地場産品であることといった項目ごとにレ点を付け…
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小僧寿しが映す、「持ち帰りすし」業態の限界
持ち帰りずし大手の小僧寿しが上場廃止の危機に直面している。既存店の不振が続き、2018年12月期に10億円を超える債務超過に陥り、東京証券取引所が27日、上場廃止の猶予期間に入ったと発表した。持ち帰りも手掛ける回転すしチ…
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ソニー平井会長が本誌に語っていた「引き際の美学」
ソニーの平井一夫会長が6月に取締役から退任する。昨年4月に会長に退いてからわずか1年で、名実ともにソニーの経営から退く。業績が低迷していたソニーを復活させ、6年で社長を退いた平井氏。経営トップの座に固執しないのはなぜか。
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星野リゾート、「ディープ大阪」の次は「奈良の監獄」
星野リゾート(長野県軽井沢町)が奈良市の「旧奈良監獄」を高級ホテルとして2021年から運営することが明らかになった。1908年に建てられた赤れんが建築で、17年まで奈良少年刑務所として使われていた。同年には国の重要文化財…
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アップル発の新クレカ「プライバシー重視」の謎解ける
米アップルが米国時間の25日に発表したクレジットカードの新サービス「Apple Card」は、セキュリティーの高さをアピールし、消費の全面獲得をもくろむ。
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日産、「枠組み論」で生まれ変われるか
日産自動車が設置した企業統治改革の専門委員会は日産のガバナンス(統治)問題に関する取締役会への報告書を発表した。会長職を廃止するほか、社外取締役が過半を占める指名委員会が経営陣を決める制度の導入などを提言した。1人の実力…
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インドOYOが賃貸「持たない生活スタイル」で日本参入
インド発のホテルチェーン、OYOがヤフーと組んで日本で賃貸事業を開始した。短期に次々と部屋を変え、決まった住居を持たない生活スタイルを提案するが、特徴は既存の賃貸サービスと大きくは変わらない。果たして事業は成立するのか。
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「宴の後」ポスト五輪に不安、旅行業界が政府に注文
旅行会社など約1200社が加盟する日本旅行業協会が28日に記者会見を開き、観光庁に13日に提出した「訪日旅行の持続可能な発展に向けた提言書」と題した要望リストの内容を公表した。東京五輪を来年に控え、インバウンド需要は盛り…
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社外取締役は役立たず? 不正見逃しに怒るTATERU株主
アパート建設資金の借り入れ希望者の預金残高を水増しするなど、社員が融資資料を改ざんしていたTATERUが、株主総会を開いた。業績が悪化し、株価も低迷する中、株主からはガバナンスの強化を求める声が上がった。
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リモートワークする社員の自宅が危ない 専門家が警鐘
34%の企業で、サイバー攻撃を想定していなかったシステムでセキュリティー異常が起こっている。働き方改革で広がるリモートワークや、IoTの普及によって、企業が考えるべきセキュリティー対策の範囲が広がっている。
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三越伊勢丹が今、恵比寿三越を改装した理由
三越伊勢丹は27日、東京・渋谷の恵比寿ガーデンプレイス内にある恵比寿三越を改装オープンした。恵比寿を訪れる人に加えて、近隣に住む顧客への利便性を重視した店づくりが特徴だ。
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三井住友カード、スクエア端末を大盤振る舞いする狙い
三井住友カードは26日、モバイル決済を手がける米スクエアとの提携強化を発表した。伝統的な金融機関グループだからこそ保有しているリソースをフル活用し、キャッシュレス決済の普及を加速させる考えだ。
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ネスレ日本、人間以外にもEコマース拡大
ネスレ日本は26日、ペット用療法食のEコマース事業を6月1日から全国で始めると発表した。獣医の診断と指導に基づいて飼い主が専用サイトから注文。商品を自宅に配送する。ネスカフェアンバサダーなどで伸ばしてきたEコマース事業を…
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伊藤忠が社長派遣へ、デサントの勝算なき抵抗の結末は
デサントと伊藤忠商事の主導権を巡る争いが決着した。デサントは25日、伊藤忠の小関秀一専務執行役員を社長に迎えると発表、創業家出身の石本雅敏社長が退任に追い込まれることになった。昨年から続いた泥仕合にようやく終止符が打たれ…
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コンビニ加盟店主ら「24時間営業、昔とは環境が違う」
一部のコンビニ加盟店オーナーらがセブン-イレブン・ジャパンに24時間営業の見直しを改めて申し入れた。中央労働委員会はオーナーらの団体交渉権を認めていないが、労働環境改善のため今後も団体での要求を続ける考えだ。労働力確保が…
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再生エネ100%列車、東急から出発進行
東急電鉄が世田谷線で再生可能エネルギー100%の電力による電車の運行を始めた。二酸化炭素排出量の削減に向けた取り組みの一環だが、通常の電力料金よりも割高な面があるなど普及には課題も残る。