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1分解説

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LIXILが公開、瀬戸氏解任巡る報告書全文ここに注目
ガバナンス問題で揺れるLIXILグループが4月9日、瀬戸欣哉氏をCEO(最高経営責任者)から解任した経緯に関する調査・検証結果の報告書の全文を開示した。調査を依頼した西村あさひ法律事務所が作成した報告書で、機密情報に触れ…
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パナが新施設、「家まるごと戦略」諦めない
パナソニックは、同社が提供する住宅リフォームサービスを体験できる施設「TOKYO リノベーション ミュージアム」を13日にオープンする。今後増えると予想される中古マンションの改装需要を取り込み、不振の住宅関連事業のてこ入…
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「店はショールーム」でOK、通販好調のニトリ
ニトリホールディングスは2019年2月期決算を発表した。32期連続の増収増益を達成。中でも伸び率が大きかったのは前期比27%増のインターネット通販(EC)だ。「店がショールーム代わりになっている」ことが勝因だ。
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新1万円札に登場、渋沢栄一って誰?
2024年から流通する新1万円の図柄となる渋沢栄一は「近代日本資本主義の父」と呼ばれるも、正直何をしたのか分かりづらい人物でもある。だが彼の最大の功績は銀行の開業。今こそ彼が銀行開業時に目指した理念を見直すべきだ。
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大阪維新が大勝、脱「橋下ポピュリズム」の行方は…
4月7日に投開票が行われた統一地方選。その結果を報じるメディアの一部には「維新圧勝」の文字が躍った。大阪維新の会は確かに「勝った」。だが、「勝ち切れなかった」。その勝敗を読む鍵を握るのは、またしてもあの男だった。
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日産株主総会、「暫定経営体制」に厳しい声
日産自動車は8日、東京都内で臨時株主総会を開き、カルロス・ゴーン元会長の取締役解任などを決めた。ただ西川広人社長兼CEOが取締役会のトップを務める「暫定経営体制」の責任を問う株主からの厳しい声も出た。
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「ジャンプ」と「マガジン」、異例のコラボで若年層をつかめるか
漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」と「週刊少年マガジン」が共同プロジェクトを開始した。6月10日まで期間限定で運営する「少年ジャンマガ学園」では、連載中の漫画が第1話から無料で読める。利用可能な年齢を22歳以下に絞り、若年層の…
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セブン、新体制の裏に透ける業界の“限界”
セブン-イレブン・ジャパンは古屋一樹社長に代わり永松文彦副社長が社長に就任する人事を発表した。新体制では出店を抑制し、既存店への設備投資を増やすなど、加盟店オーナーの長時間労働問題に対応する。販売額が伸び悩む中、社会イン…
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野村「モーレツ営業」にメス 「非対面でもトップ」狙う
国内証券最大手の野村ホールディングスが、10年ぶりの赤字転落見通しを受けて、構造改革案を発表した。海外拠点のバックオフィス部門や、国内支店数の2割削減など、これまで踏み込まなかった領域までコスト削減を推進。時代の変化に対…
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LIXIL瀬戸氏、先手の株主提案で反撃開始
LIXILグループで昨年秋にCEO(最高経営責任者)から事実上、解任された瀬戸欣哉氏が4月5日、都内で会見を開き、自らを含む8人を取締役に選任するよう求める株主提案をすると発表した。3月末で社長の肩書が外れた瀬戸氏の反撃…
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初のトップ5独占、止まらない軽自動車シフト
自動車販売の業界団体が2019年4月4日に発表した2018年度の車名別の新車販売台数。2年連続首位のホンダ「N-BOX」を筆頭に、軽自動車が初めてトップ5を独占した。安全性や機能性が高まってきたことで、「日常の足」として…
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日の丸二輪に迫る電動化の波 ホンダなど電池「シェア」
ホンダ、川崎重工業、スズキ、ヤマハ発動機が電動バイクのバッテリーに関するコンソーシアムを設立すると発表。バッテリーの仕様や交換システムの標準化を目指す。電動化で遅れをとれば牙城が崩されかねないとの危機感がある。
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日本の「人質司法」批判、ゴーン氏逮捕で再燃も
東京地検特捜部は4日、日産自動車元会長のカルロス・ゴーン氏を会社法違反(特別背任)の疑いが強まったとして逮捕した。ゴーン氏の逮捕は2018年11月以来4度目。保釈中の逮捕は異例だ。
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「ワークマン女子」拡大狙い、新業態店続々オープン
作業服販売大手のワークマンは4月4日、「ららぽーと湘南平塚」(神奈川県平塚市)に「WORKMAN Plus」の新店舗をオープンする。アウトドアやスポーツウェアを中心に揃え、女性客の取り込みを狙う。
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「そこ切っちゃダメ」 日の丸連合が医療用AIを開発へ
東京女子医科大学はデンソーや日立製作所、パイオニア、キヤノンメディカルシステムズなどと共同開発する「スマート治療室」で手術支援AIの開発を進めると発表した。2021年度までに実用化を目指す。
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トヨタ「ガラパゴスHV」に危機感、電動化技術を開放
トヨタ自動車はハイブリッド車に関する特許技術を無償開放すると発表した。トヨタの技術が普及すれば、規模の拡大によるコスト削減の恩恵も受けることもできる。一方、技術の「ガラパゴス化」によって優位性が薄れることへの危機感も透け…
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ブルネイ「同性愛者は死刑」の衝撃、アジアに広がるイスラム回帰
LGBTへの理解が進み始めている日本と逆行するように、東南アジアのイスラム教国では彼らに対する風当たりが強まっている。過酷な刑罰が下されている背景に経済成長の鈍化や不安定な政治があり、これが性的少数者への憎悪をかきたてて…
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資生堂、36年ぶり国内新工場に続き新研究所も「外向き」
資生堂は2日横浜市西区にオープンした新研究所「グローバルイノベーションセンター(通称:S/PARK・エスパーク)」を報道陣向けに公開した。総工費約400億円を投じて建てられたエスパークは地上16階・地下1階建て。欧州や中…
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銀座に開業、MUJIがホテルをつくる狙い
良品計画は2日、東京・銀座で4日に開業する「MUJIホテル」の内覧会を開いた。2018年に開いた中国・深圳、北京に続き3軒目で、日本では初めて。なぜ今、無印良品がホテルなのか。
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国書から初引用の新元号「令和」に中国はどう反応?
4月1日、平成に代わる新元号が「令和」に決まった。出典は「万葉集」で、巻五、梅花の歌三十二首の序文にある「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」から引用された。日本の古典(国書)から…