国内最大級の家電・IT(情報技術)見本市「CEATEC(シーテック)2020オンライン」が10月20日に開幕した。昨年までは幕張メッセで開いていたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けてオンラインで開催している。主催者側にとっても初めての試みで、初日はアクセスが集中し入場登録ができなくなるというトラブルが発生。手探りでの運営となっている。

 トラブルは開幕日の20日に起こった。開場時間を30分後に控えた午前9時半ごろ、「展示会場」であるサイトにアクセスが集中、入場登録ができない状況になった。想定の約4倍のアクセスが集まり、サーバーに負荷がかかったためだ。

出だしでつまづいた格好となった今年のシーテック。それでも、コストが安いなどオンラインならではのメリットもある
出だしでつまづいた格好となった今年のシーテック。それでも、コストが安いなどオンラインならではのメリットもある

 イベントを主催するのはシーテック実施協議会だ。「これほど一気に入場登録がされるとは思わなかった」。担当者はこう話し、アクセス数の見通しが甘かったとの認識を示した。想定していたのは、多くても例年のピークの2倍。だが、結果的には、さらにその倍の量のアクセスが集中した。

 今年のシーテックは、オンライン開催になったことで時間や場所の制限がなくなった。開幕した10月20日から年末まで2カ月以上、会場であるサイトを自由に訪れることができる。昨年までのサイトは、具体的な展示はしていなかった上、開設期間も短かった。主催者が昨年までのアクセス数を参考にしたことが、接続障害を招いた一因かもしれない。

 主催者側が急きょ、サーバーを増設するなどして午後1時に入場登録にかかわる制限が解消された。主催者側は開場直前に登録のアクセスが急増した理由について「昨年は、入場登録開始が8月頭からだったのに対し、今年は10月からと短期間だった。さらに、リアルの会場にまで足を運ぶ必要があった昨年は、前日までに入場登録を済ませる人が多かったが、今年は入場する間際に登録する人が多かった」と説明した。

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