調剤薬局で薬剤師から服薬のアドバイスを受ける服薬指導のオンライン化が浸透し始めた。オンラインの診療システムを手掛けるメドレーが9月3日から薬局向けのオンライン服薬指導システムの提供を始め、クオールは全店にあたる約800店での導入を決めた。コロナ禍により特例で認められているが、本来は9月解禁の予定だった。システム各社の準備が整い、受注競争が激しくなってきた。
メドレーの服薬指導システムはクラフト(東京・千代田)が運営するさくら薬局グループのほか、たんぽぽ薬局(岐阜市)の全店でも導入が決まっている。既存のオンライン診療システムと連携させており、患者はオンライン診療の患者用アプリを使い、服薬指導までオンラインで受けられる。診療を受けて処方箋を受け取り、そのまま同一アプリ上でオンライン服薬指導を受けたい薬局を予約する。オンラインで相談し、決済までアプリ上でできる。

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