空気清浄機が売れに売れている。日本電機工業会(JEMA)が7月下旬に発表した空気清浄機の6月の国内出荷額は前年同月比51.1%増だった。4~6月累計の出荷額は107億円に上り、前年同期比では59.5%も増えた。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要で家電の販売は全般的に好調だが、とりわけ空気清浄機の伸びが大きい。その好調ぶりはメーカーの販売状況にも表れている。ダイキン工業は4~6月の空気清浄機の売上高が前年同期に比べ約2倍だった。シャープも4~6月に販売台数が約2倍となり、「当面は前年を大きく上回る状況が続く」(同社)とみている。

家電量販店に並べられた空気清浄機(写真:共同通信)
家電量販店に並べられた空気清浄機(写真:共同通信)

 これを受けてメーカーは増産に動き出した。ダイキンは空気清浄機の生産を中国の企業に委託してきたが、マレーシアの自社工場でも生産することを決定。需要が拡大している日本や欧州に追加で供給する体制を構築した。パナソニックも2020年秋以降に増産する計画を固めた。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1416文字 / 全文1828文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「1分解説」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。