楽天グループが低コストの通信技術をドイツの通信会社に輸出する。モバイル通信事業への巨額投資に対する資金回収が早まる期待感がある一方で、ニーズや収益は限定的との見方も多い。これまで、NTTなどの通信事業の海外展開は失敗続きだった。この反省から、技術の海外輸出に絞ることでリスクを抑え、国内の通信事業の収益力低下を補おうとしているが、ハードルは高い。
楽天グループは8月4日、自社で開発した低コスト通信技術をドイツの1&1に輸出すると発表した。翌5日の東京株式市場では株価が一時前日比105円(8.4%)高の1358円まで上昇した。
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