ユニクロや三陽商会などのアパレルメーカーが布製のマスクを発売し、完売状態が続いている。独自の素材やデザインを用いて、使い捨てマスクとは違った利便性を打ち出す。新型コロナウイルスの感染拡大が突如発生させた「布マスク」という新市場に、アパレル各社が沸いている。

 「布マスク第2弾の計画時には世間のマスク需要に供給が追い付いてきていたので、アパレル企業としてファッションでも楽しめるマスクを作ろうということになった」。

 5月29日にマスクを発売した三陽商会。第1弾は無地の白で1セット2枚入りを1000セット販売し、約1時間で完売した。「初動が見えにくくスモールスタートから始めたが、売れ行きは想定以上だった」という。

 不織布のマスクの需給が緩み始めたころに企画が始まった第2弾は、アパレルメーカーとしてデザインに着目した。接触涼感など夏に向けた機能を持ったマスクも含め、全16種類を用意して6月18日に発売したが、既に売り切れた。「これからマスクを着けるのが当たり前になってくる中、服とのコーディネートもできるようなものを提案したかった。新しいデザインや柄も取り入れていきたい」(三陽商会)。現在は第3弾を準備中だという。

三陽商会は第2弾として16種類のデザインを用意した

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