日立製作所は6月23日、7年ぶりに社長が交代し、小島啓二副社長が昇格した。研究畑を歩んできた小島氏は、同社が成長の核に据えるIoTサービス基盤「ルマーダ」事業の生みの親だ。一方、30歳過ぎで、米国のスタートアップに役員として身を置き、限りある資金の中で「スリルとサスペンス」を味わった。穏やかな語り口からは想像しづらいハングリー精神を秘め、日立のかじ取りを担う。

 社長就任から2日後の6月25日、日立本社で開かれた小島氏の共同インタビュー。約2週間前の投資家向け説明会で初めて掲げた「2026年3月期に営業利益1兆円」の真意について記者が問うと、次のように説明した。

 「いろんな逆境の中でも揺るがずに1兆円の営業利益をしっかり出す。日立をそういった強靱(きょうじん)な会社にすることが(社長の)バトンを受け取った私の役割だと考えている」

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