(写真:共同通信)
(写真:共同通信)

 安倍晋三首相の通算在職日数が6日で2720日となり、伊藤博文元首相と並んで歴代3位になった。首相は同日午前、首相官邸で記者団に「国民に約束したひとつひとつの政策をしっかりと前に進めていくことで責任を果たしていきたい」と述べた。

 安倍首相の自民党総裁としての任期は2021年9月末まで。夏の参院選を乗り切り、政権を維持すれば、今年8月に戦後最長の佐藤栄作元首相(2798日)を抜き、11月には歴代1位の桂太郎元首相(2886日)を上回って憲政史上最長の在任期間となる。

 安倍首相は06年9月発足の第1次内閣が1年の短命に終わったものの、12年12月の政権復帰後は在職記録を伸ばし続けている。政権交代を果たした12年の衆院選から17年の衆院選まで、国政選挙は5連勝中だ。

 安倍首相を支える菅義偉官房長官は、長期政権の背景について「経済最優先など課題を着実にこなし、首相官邸中心に危機管理にも万全を期していることが評価されている」と周辺に語る。

 一方、ある自民党幹部は「多弱と称されるような野党の弱体化が大きい」と指摘。「ポスト安倍時代も安定政権となるかは分からない」と話す。

 安倍首相、伊藤元首相、佐藤元首相、桂元首相はいずれも現在の山口県出身。伊藤博文や桂太郎については、長州藩が中心となって明治維新を実現し、多くの政治家を輩出した結果といえる。

 安倍首相も明治維新を主導した長州出身者としてのこだわりは強い。周辺には、年内に佐藤元首相、桂元首相の在任期間を上回りそうなことについて「まだ先のことだが、そうなったら感慨深いね」と漏らしている。

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