3度目の緊急事態宣言下、小売りへの休業要請の対象外とされている生活必需品の基準について、百貨店各社の対応が分かれている。東京都が示した基準は曖昧で、各社がそれぞれの解釈で営業範囲を決めている。「締め付け」を強める都と、感染対策に万全を期してきただけに、納得しにくいようにみえる百貨店側。すっきりしないまま静かなせめぎ合いが続いている。

三越伊勢丹は商品単位で販売するかどうかを決めている
三越伊勢丹は商品単位で販売するかどうかを決めている

 三越伊勢丹(東京・新宿)が運営する都内4店舗では、「季節の移り変わりによって消費者からの要望が多かった」として、衣料品の販売を5月15日に再開した。宝石の付いた衣服は販売を控えるなど、「商品ごとに判断している」という。ブランド単位で高級か否かを分けることはできないようだ。消費者から強い要望があった商品については、販売するかどうか、その都度対応を決めていくとしている。

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