(写真=PIXTA)

 新型コロナウイルスの感染拡大が、企業決算にも影響を及ぼしている。その1つは、3月期決算企業の相次ぐ決算発表延期。東京証券取引所のまとめ(4月23日時点)によると上場3月決算企業の約1割にあたる225社が、4月初めの時点で公表していた発表日を延ばすか、未定に変更している。

 だが、そこには外からは見えにくい財務上の難題が潜んでいる。新型コロナの影響で、多くの企業が業績悪化に見舞われているが、感染の収束時期とその後の需要回復の想定によって、同じ業種でも決算に“違い”が出る可能性があるからだ。

 なかでも大きいのは「減損」だ。これは、店舗や工場、設備などの収益性が低下して投資額の回収が見込めなくなった場合に、簿価を減額する処理のこと。企業のM&A(合併・買収)で生じるのれんも同様だ。

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