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カリフォルニア州フリーモントのテスラ工場で納車を待つテスラ車

 米テスラは2019年4月24日、2019年1~3月期の決算を発表。量産車「モデル3」の通関手続きなどの影響で、3四半期ぶりの最終赤字となった。いつも強気のイーロン・マスクCEOは、アナリストなどへの反論も弱めだった印象だ。

 その2日前の22日。マスクCEOは、次世代サービス説明会で怪気炎を上げていた。内容は大きく2つで、1つが完全自動運転用の独自のAI(人工知能)半導体などのテクノロジー、もう1つがそれを利用したテスラ車のシェアリングサービスだ。

 シェアリングサービスについてマスクCEOは「すべての顧客がクルマを登録したり、解除したりできる。ウーバーやエアビーアンドービーのようなモデルだ」と説明した。いきなり出てきたウーバー対抗サービスに会場のアナリストらの質問は集中した。

 どういうことか。テスラは規制のクリアを条件に2020年に完全自動運転を提供する。その機能を備えたテスラ車を「ロボタクシー」と呼び、「TESLA NETWORK」というサービスで知人やSNSを通した知り合いなどに貸し出しできるというのだ。

テスラが示したシェアリングサービスの画面(同社の配信画面より)

 ウーバーのようなスマホアプリのモックも示した。オーナーがアプリで空き時間を指定しておき、それを見た登録者が利用を依頼すると、自宅など指定した場所までクルマが自動で来てくれるようになるといったものだ。