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 英国の高級家電メーカー、ダイソンは4月17日、空気清浄機の新製品「Dyson Pure Cool Me」を発表した。小型の個人用空気清浄機で、キッチンや寝室、洗面台などでの使用を想定する。ダイソンは2015年からリビングルーム用の空気清浄機を発売していたが、より小型の製品を打ち出すことで、空気清浄機を部屋ごとに普及させる狙いだ。

料理で生じる煙などを吸引する

 ダイソンは電動モーター技術と高いデザイン性を武器に、掃除機や羽根のない扇風機などを開発してきた。研究開発に特に力を入れており、約1万2000人の従業員の半数がエンジニアだ。今回発表した新製品について同社空調家電製品開発責任者のドミニク・メイソン氏は「20年以上培ってきた送風技術を結集させた」と胸を張る。

「現代人は生活の9割を部屋で過ごす」

 ダイソンが個人用空気清浄機を発売する背景についてドミニク氏は「現代人は生活の9割を室内で過ごす。リビングだけでなく寝室などの個人的空間にも、それぞれ空気清浄機が必要だと考えた」と説明する。

「騒音が少なくベッドサイドでも使用できる」と語るダイソンの空調家電製品開発責任者のドミニク・メイソン氏

 新製品の特長は、小型で騒音が少ないこと。防音材が最適な配置になっているかを確認すべく、製品から20センチの距離にマイクを置き、1000回以上音量測定試験をしたという。重量は2.8キログラムで卓上使用も可能。顔に向かって送風する機能も備えた。価格はオープンプライスで、直販サイトでの価格は4万3200円(税込み)。17日からダイソン直営店、公式オンラインストアで販売する。

 スマートフォンやタブレットの普及によって、映画などの娯楽やショッピングを室内でも楽しめるようになり、自室で過ごす時間は長くなる傾向にある。従来の空気清浄機は「一家に1台」という位置づけだったが、「ひとり1台」とまでいくのかどうか。「空気」への意識が高い日本市場の反応に注目したい。

「Dyson Pure Cool Me」。サイズは高さ401ミリ、幅245ミリ、奥行き245ミリ。空気清浄能力は7畳、リモコンが付属する
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