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 だが、同社を取り巻く競争環境は激しさを増している。マネーフォワードに立ちはだかるのはLINEだ。コミュニケーションアプリの月間利用者数は7900万人に達しているLINEがこの1年、相次いでマネーフォワードと競合するサービスの展開を始めた。

 18年8月にはクラウド会計サービス分野でマネーフォワードと競合するfreeeに出資。同年12月から決済サービス「LINE Pay」の加盟店や、店舗向けLINEアカウント「LINE@」の利用者向けに、クラウド会計サービス「LINE店舗経理」の導入を進めている。また、18年11月には子会社のLINE Payがマネーフォワードの家計簿アプリ「マネーフォワード ME」の競合製品となる「LINE家計簿」を開始し、開始2カ月で登録者数が200万人を突破した。

 上場後、矢継ぎ早に事業を拡大してきたマネーフォワードにとって、事業の選択と集中は喫緊の課題。仮想通貨事業を断念し、既存の事業へとリソースを集中する。

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