家具販売大手ニトリホールディングス(HD)がホームセンター大手、島忠の再生に向けて「5年計画」を掲げた。島忠の経常利益率を2020年8月期の6.6%から、5年後の26年2月期には12%まで高める計画だ。ニトリHDの似鳥昭雄会長は「自信がある」と明言する。島忠の店舗では早くも「ニトリ化」が進んでいた──。

島忠の経営改善に向けて、店舗の「ニトリ化」が進みそうだ

 20年12月末、TOB(株式公開買い付け)を完了し、島忠を傘下に収めたニトリHD。コロナ禍の巣ごもり需要を取り込み、21年2月期の連結決算は34期連続増収増益となった。売上高は7169億円で前の期比11.6%増、営業利益は1376億円で28.1%増と急伸したが、島忠の業績は含まれていない。

 島忠との統合効果が反映されるのは、今期(22年2月期)から。35期連続、36期連続と増収増益記録を伸ばし続けるため、ニトリHDが島忠に課したのは、利益率を5年で2倍にするという目標だった。3月31日、都内で開いた決算説明会で、似鳥昭雄会長は言い切った。

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