三井住友銀行は3月12日、東京・表参道に開いたカフェを報道陣向けにお披露目した。同行はスマートフォン向けアプリを刷新したばかり。銀行のオリジナルキャラクター「ミドすけ」をあしらった部屋などを用意し、一緒に撮影して楽しめる仕掛けも用意した。「お堅い」銀行としては異例の試み。流行の発信地を行き交う、トレンドに敏感な消費者の心をつかめるか。

東京都渋谷区に開いた「ミドすけカフェ」は、表参道ヒルズからもほど近い目抜き通り、ラルフローレンなどブランド店が軒を並べる立地に位置する。おしゃれタウンとして有名な表参道にあって、やや脱力感のある「ゆるい」外観が特徴。17日(日)までの期間限定で開く。
目玉として用意したのが、ミドすけをデザインに採用した「ミドすけのお菓子の部屋」だ。スマホで一緒に写真を撮り、SNS(交流サイト)でシェアしてもらえるようにした。三井住友銀行のSNS公式アカウントをフォローしている来場者には、ミドすけデザインのラテアートも無料提供するという。

今回開いたカフェは、3月1日に全面刷新した三井住友銀行のスマホアプリを知ってもらうためのプロモーションとの位置付けだ。カフェがあるのは2階で、1階はアプリ機能に関する展示を用意している。
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