スウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カーが日本市場で存在感を高めている。自動車評論家などで構成する日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が選ぶ「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を昨年まで2年連続で受賞。定評のある安全運転支援技術を生かして、販売実績を積み上げる。そんなボルボが2020年にも日本市場にEV(電気自動車)を投入することが明らかになった。

ボルボ・カーのSUVは日本でも好評

 ボルボは2月27日、EV主体の戦略ブランドの新型車「ポールスター2」をスウェーデンでお披露目する。米テスラの量販車「モデル3」を競合として意識しており、車両価格は4万ドル(約440万円)程度に抑える見通し。ボルボは21年までにEVを5車種投入する計画を立てており、世界的に進むEVシフトの波に乗る構えだ。

 日本では20年をメドにEVを導入する方針だ。ボルボ・カー・ジャパン(東京・港)の木村隆之社長は「(品ぞろえとして)EVがあることを認知されるためには、(公道を)走っていなければならない」と強調する。27日に発表するポールスター2は日本で販売するEVの有力候補だ。

 安全運転支援技術に定評があるボルボの販売は日本で好調だ。17年にはSUV「XC60」で「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を初めて受賞。18年にも小型SUV「XC40」で同賞を受けた。認知度は確実に上がり、日本自動車輸入組合によると、昨年の乗用車販売台数は1万7392台(登録ベース)と前の年から10.3%増えた。

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