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 新型コロナウイルスの感染拡大は、働く個人にどんな影響を与えているのか。日経ビジネス2020年3月2日号の緊急特集「コロナショック 崩れる既存秩序」に合わせ、電子版の読者を対象に緊急アンケートを実施した。回答者の約4割が「働き方に変化があった」と回答。イベント参加自粛に加えて、ビデオ会議やリモートワークの採用が目立ったが、普段の職場以外で働くには課題もあることが明らかになった。

アンケートでは在宅勤務やリモートワークを取り入れたビジネスパーソンが多かった(写真:PIXTA)

 調査は日経ビジネス電子版の読者を対象に、新型コロナウイルスの影響で働き方がどう変化したかを聞いた。調査期間は2月21日から24日まで。有効回答数は1373だった。

 「新型コロナウイルスによってあなたの働き方に変化はあったか?」の問いについて38.6%が「あった」と回答。具体的な変化を問うと、「イベントやセミナーへの参加を見送った」が54.3%でトップ、「不要不急の出張を見送った」(48.5%)、「会食をキャンセルした」(29.6%)、「社内会議をビデオ会議などで代用した」(24.9%)、「在宅勤務やリモートワークを取り入れた」(23.6%)が続いた。

 自由回答では「公共交通機関の利用を控え自動車通勤に切り替えた」「電車での移動を最小限にしている」など通勤手段の変更に関する記述が目立った。

 また、在宅勤務やリモートワークを取り入れた回答者に対して「普段の職場以外でメリットを感じたか」を聞いたところ76.8%が「感じた」と回答。「通勤時間がなくなったことで自由な時間が増えた」「集中でき生産性が上がった」と答える読者が過半を超えた。