「(次世代通信規格の)5Gを象徴する新たな体験を提供していく」

 NTTドコモは1月22日、音楽ライブの生映像をスマートフォンなどで視聴する動画配信サービス「新体感ライブ」の強化策を発表した。同日に開いた記者会見で吉沢和弘社長はこう宣言した。

音楽ライブの8K映像を生配信する「8KVRライブ」を発表するNTTドコモの吉沢和弘社長(写真:NTTドコモ提供)
音楽ライブの8K映像を生配信する「8KVRライブ」を発表するNTTドコモの吉沢和弘社長(写真:NTTドコモ提供)

 その強化策が高精細な8K映像を楽しめる新機能「8KVRライブ」だ。これはライブ会場に設置した360度撮影可能な8Kカメラからの生映像をリアルタイムで配信するもの。利用者はスマホの専用アプリとVR(仮想現実)ゴーグルを組み合わせて視聴することで、ライブ会場にいるかのような臨場感を味わえるという。

 対応コンテンツの第1弾として3月18日、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ「SixTONES」と「Snow Man」が出演するライブイベントを東京都内で開催。イベント会場から、5Gの通信設備を用意した渋谷のライブビューイング会場に向けてリアルタイムの8K映像をリアルタイム配信する予定だ。

 22日の発表会見で、今回の取り組みを「バーチャルな最前列体験ができる」(吉沢社長)と表現したNTTドコモ。実はその数日前、同様に音楽ライブの臨場感をアピールしたのがソフトバンクだ。やはり音楽ライブの生映像をスマホの専用アプリとVRゴーグルで楽しめる内容だが、こちらは「AKB48」グループの劇場公演を生配信する。

 音楽ライブに足を運べないファンでも、自宅にいながら会場の臨場感を味わえる――。そんなサービスをNTTドコモとソフトバンクの2社がくしくも同じタイミングで発表した。念頭にあるのは携帯各社が今春に順次始める5Gの商用サービスだ。単なる映像配信であれば現行の4Gでも楽しめる。

 より高速・大容量のデータ通信が可能な5G「らしさ」をどうアピールし、顧客を呼び込むか。携帯各社はそこに知恵を絞っており、まずは音楽ライブやスポーツの生映像を軸に、消費者ニーズを掘り起こそうとしているようだ。

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12/15ウェビナー開催、「外食を救うのは誰か」第1回――すかいらーく創業者の横川氏が登壇

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■テーマ:「安売りが外食苦境の根源だ」ファミレスをつくった男が激白
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